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【学生の私がボランティアをする理由】

こんにちは。ご無沙汰しております!

1月は色んな事があり、更新が滞ってしまいました。
そもそも文章を書くのは好きなのですが、話し出すとああでもないこうでもないと膨らんでしまう癖がありどうもまとまらないのです…。

それはさておき、
今回は大学生でお金もなく、遊びたい盛りとされる大学生の私が、
少し前から日常的にボランティア活動をするようになった話をしたいと思います。

自分がボランティア活動が好きな理由をいくつか挙げるとすれば、

・何のプレッシャーも無く自由に自分のやりたい分だけ活動できる
普段見られない世界を見られる
普段出会えない人に出会える
・利益目的で集まっていない為なのか、一般的には変人という部類だが強い信念を持った人が多い

といったような自由度の高さと、異世界を見られる楽しさとでもまとめられるでしょうか。


◎そもそも何故ボランティアを始めた?

大学3年生になり、自分のやりたいことに目を向けようと思った時に
漠然と「困っている人を助けたいな」と思ったんです。

けどその時思い浮かんでいたのは、海外のお腹を空かせたこどものイメージでした。
当時は将来海外に行く仕事がしたいと思っていて、
では海外で何をしたいのだろうと考えた時に、
「自分の努力が直接人の負を解決できることならずっと頑張り続けられるだろうな」と何となく考えていたからです。

そこで、まずは何か行動しようと、
「貧困」というキーワードで検索しました。

そして日本にも相対的貧困が存在していると知り、
ならばまずはこの層を助けられないかと、ある学習支援NGOの開催していたプログラムに応募しました。

これは完全無給のボランティアで、
教材を含めた指導準備・スケジュールを毎週立てたり、ミーティングを行う時間を考慮すると、週に約10時間またはそれ以上かかり、
これを3か月続けることは当時の自分にとって初めての体験でした。

そこでは時間的な面で大変なことがありながらも、
担当していたこどもが毎回意欲的に勉強に臨んでくれていたことに救われていた自分に正直驚いていました。

しかし当時は、良いことをしようとしている自分に違和感を感じていたり、「良い人ぶっているのかな」という評価をしている自分がいたんです。

過去の自分は無給で週に10時間も費やすなんてあり得なかったのです。

◎次は海外でのボランティアに


次のボランティアはなんとオーストラリアでの日本語教師。

ここでも「ボランティアって何ぞや」と思うタイミングがありました。
ボランティアだから自由度が高い×海外で勝手が分からないというだけに
かなり受け身で、特に最初の3~4か月位は十分に楽しめていなかったなと今振り返ると思います。

言葉や文化の壁で人間関係の構築が難しく、
どこかでボランティアだし、辞めちゃってもいいやという気持ちが芽生えた時がありながらも、
「どうせやるならそのうちだけでも完璧にやりたい精神」を発揮したことで、生徒に喜ばれること・理解しやすくなる方法を考えて、
これやったら嬉しいんじゃないかなということを考えるのが大好きな
おせっかい人間になっていきました。

もともと自分のポジティブな気持ちを人に共有することが得意だった私は、これを活用して人に喜んでもらうことが好きになりました。

そして、これはお金をもらった仕事よりも精神的充実度が高いのでは?と考えるようになりました。

理由は、
受け手側が無料で(もしくは破格で)期待以上のサービスを得られる為、感動が大きい
めちゃめちゃ感謝される
(そしてあわよくば→何か頼んだ時に同じように返してくれる)という流れができるから。

感動して感謝されると単純にすごく嬉しいですし、お金でつながっている関係よりも人間性の良さを評価されて繋がっている関係の方が圧倒的に安心じゃないですか。

こういう思考に至って、今も自分の生活が送れる程度にボランティアを続けているのだと思います。

◎まとめ

今でも家族に「お金がないよお~」という話をすると、
「なんでバイト出来る時間があるのにボランティアしてるの?」と聞かれますが、こうやって休学して時間がある時こそ、時間がある時の使い方をしたいと思っているからです。

またボランティアは「人を助けたい」という他人軸的な気持ちで始めましたが、
今はそれよりも自分の知識欲だったり、普段接さない層の方と話すことによる化学反応に重きを置いています。

こう考えると完全に自分軸ですね(笑)
しかしボランティアの語源は voluntary (自発的な)であることを考えると、あながち間違ってない解釈なのかもしれません。

他人軸で生きないということは常々意識していますが、
自分の快楽を求めて行動しても、ボランティア活動に惹かれるというのは本当に不思議なものです。

そして「無料」の奥深さには、私は日々魅了されるばかりです…


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