我が家にはじぃじが居ない

年末にDIYをがんばって、持病の線維筋痛症が激しく悪化した頃始めたnote。
ただジッと横になっているのが悔しかったのである。
未練がましい。


やっと何とか動けるようになって娘が孫(♀)を連れてやってきた。
高齢出産(!)の娘もぎりぎりまでがんばっていたが、疲れがピークに達しているように見受けられた。


「こんな時にこそじぃじが居れば役に立つのに。。。」
孫の守りぐらい喜んでやるだろう。
家事の全くできない元夫であれば、嬉々として孫の相手をするだろう。

持病持ちのわたしにはやはり家事をこなしながら
孫も見るというのはかなりきつい。
可愛さだけでは子守りは乗り切れないのである。

下の娘の嫁ぎ先のお父さんは持て余した退職後の時間を
孫の守りに充てることができてホクホクだそうな。
翻って、お母さんはパート勤めの傍ら家事で手いっぱいのはずだ。

いろいろ思い巡らせて考えてもみるが
夫と安寧な暮らしをほっぽり出した自分の結論は
間違ってはいなかったと自らを慰める。


孫にとっては「じぃじ」である元夫とずっと暮らしていたら、今ごろどのみち精神を病んで入院でもしているだろう。


元夫はいわゆる企業戦士で見事な昭和人間であった。
家事は一切できず(未だにできないらしい)、子育てはわたしに任せっぱなし。
よく疲労から熱を出していたわたしは、解熱剤を飲みつつ家事をこなしたのであった。
食事は温かくなければならず、日曜日はゴルフ接待。

男性の更年期でもあったのか、よく怒鳴るようになった夫が「会社だったらそれでは通らんぞ!!!」

は?

家族に向かってそれを言う?

この頃から単身赴任先から夫が帰ってくると体調を崩すようになった。


わたしは瀬戸内の地方都市から娘たちの住む東京へと飛び出したのであった。家財ごと(;'∀')
ネコ二匹も🐱

それから数年後、熟年離婚と相成った。

病気にもなったが、体調の良い時には旅行もし、アンティークを見に遠くまで車を走らせた。
青春に戻ったようであった(⌒∇⌒)


一人になった夫はとても上手に新しい伴侶を得て、老後は安泰だ。
株式投資で財を成していた元夫には金銭的な余裕もある。
それでいいのだ。

何かを得れば、何かを失うのだろう。
安定した収入でお金に不自由することなく過ごしたわたしだが、確かに今は余裕がない。
けれど心身共に自由だ。これに勝るものは無いと思う。


話を元に戻すと
我が家に来た孫は腸の風邪だったらしく、一日に何度もお腹を下すので、そのオムツ替えがーーー(;´Д`)
一歳児、ジッとしていない。
そんな時に役に立つのが「神器」iPadさまだ(笑

そして孫が癒えた頃にママがー
そうこうして10日余り滞在して帰っていったのであった。


楽しかったが

かなり疲れた(笑









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