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手放す力

著者 枡野俊明 新講社

 きっかけは家庭や仕事、また地域や趣味の活動、友人との繋がりが年を取るごとに増えていき、最近疲れを感じていた。以前にミニマリストの本を読んだこともあり、タイトルと表紙デザインから惹かれて読むきっかけとなった。暮らし、モノ、人間関係において心地よくシンプルを目指したい。

 日頃から使わないモノは捨てることが出来る様になってきたが、人付き合いに誘われれば参加して疲れることが多くなっていた。自分と向き合う時間をもって、自分が好きなこと、大切にしていることを知る時間が欲しい。

 この本を読んで得た3つの気づきは、「物事の決断は朝、思索は夜」、「無常無我。常に変わらないモノはない。人もモノも価値観も。こだわりを捨て空っぽになれることが大切。」、「制約の中で主人公となる」などが心に残った。

 禅をベースにした考えがあり、日本の生活様式の自然を取り入れる暮らしを気づかせてくれた。龍安寺に行って、石庭を感じてみたい。


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