またねが最後に
またね…。それが最後になる確率が高まる年齢になった。とくに大学時代の友人。わたしが大学時代は北海道から沖縄まで、全国各地の出身がいた。故郷で就職した友には、なかなか会えない。便りのないのは無事の知らせ、という。確かに仕事をバリバリ時代は、そうかもしれないが、還暦を過ぎたころから、どちらかが連絡して元気を確認しておかないと、年賀欠礼ハガキで訃報を知りショックを受けることが少なくない。今年も、そういう先輩が何人かいました。ところが、独身の友人は、そうはいかないケースが大半。山口県在住の友人は兄弟揃って独身だから、メールで返事がこなくなると、郵便しか連絡方法がない。しかも、兄弟仲がよくないと、さらに混線する。過日、友人の実家に手紙を出した。だいぶ経ってから、弟から兄は2年前に亡くなったと、ハガキがきた。あまりのショックにカラダの力がぬけた。すぐに山口県に、墓参りに行きたかったが、母親の介護で思いにまかせない。いずれ、ゆっくり会いたい。もう2度と会えない。いつか、墓参りには行くよ。
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