ばっちゃん!90何がめでたい

保護司、民生委員、そして自治会、なり手不足が叫ばれる。保護司は滋賀の痛ましい事件で、さまざま報道がなされている。保護司は静岡県、民生委員は岡山県の篤志家が始めたという。今ではごく普通の市民が、その役割りを担う。池上彰さんのNHK「時をかけるテレビ」2017年放送の、ばっちゃん  ご飯を食べられる居場所づくりを続ける元保護司の生活には頭がさがり、ばっちゃんのような人がいる限り、日本は不滅だと深く感涙した。記者がなんども、ばっちゃんに「なぜ、続けているのですか」と問いかける。ばっちゃんは、わからないし辛いことばかり、と話すが、あなたは「本気で助けて」といわれたことあるとぽつり。今、ばっちゃんは90歳を越えて地元広島の大学生のサポートを受け、朝から晩まで、ご飯をつくり続けている。民生委員も、児童委員も兼ね、未成年の子どもたち、ひとり暮らしの高齢者、ひきこもり宅に定期的に訪問し、話しに耳を傾ける。保護司約5万人、民生・児童委員約20万人。確かになり手不足は歪めないが、行政の手や目が届かない、地域の毛細血管といえるのではないか。実質的な報酬はない準公務員だが、日本の地域社会の担い手。実報酬制にしたところで、担い手が増えるとは到底思えない。さまざまな地域ボランティアに真に敬意を評したい!

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