発送は発想

久しぶりに、複数の冊子やペラをセット組み、糊付けし、郵送した。総数約350。封入する印刷物が異なるグループが4種あり、かなり複雑系だが、半数が80歳超えの7人の発送サムライが集結、およそ90分で完了。わたしは20代、30代は発送の連続だったが、印刷、製本から発送まで一気通貫してこなす会社が出てきて、いつのころか、こうした作業はなくなった。その後、メール、添付ファイルが主流になり、そうした内職的な仕事も、なくなってしまった。このごろ経理処理のテレビCM花盛り。中小企業は経理そのものを外注するところも目立つ。PCで複雑な資料つくりもパーソナルな仕事になった。AIの進化で、すべてが自動化される日は遠くないかもしれない。食料、資源は船便が主流でまだまだオールオートマチックは難しそう。物を動かすのはホント大変。今日の発送作業は紙の印刷でないと、読まないという人向け。紙は保存すると溜まる一方だ。そもそも家に物を置かない若い人は多い。戦後、79年の2024夏は新しい資料や証言がまだまだ出てきて、新事実が掘り起こされている。本当にデジタルデータ資料が未来永劫残せるのか。久々の発送作業で、いろんな発想がわいた。

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