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浅い川に朱色の橋がかかっている所へと出た。頭上には大量の藤が垂れ下がり、空を隠していた…
少年は目のない人形を抱いたまま傘立てに刺さっていた紫色の和傘を借りて、開いた。傘は…
少年はきのこと苔の森を抜けて、また石畳の続く道に戻った。霧がかかっていて、景色が白っぽ…
少年がたどり着いたのは、彼の背よりも三倍ほどには大きな、海月に似た半透明のきのこ…
あらすじ 『catastrophe、catastrophe。終点に到着、最果ての地に到着。お出口は勝手にお探し…