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リスクリワード1:1を実現するための検証と実際のポジションの持ち方について考察

リスクリワード1:1の手法を作る時に今までスプレッドを考えずに作ってきたが,スプレッドを加味した検証に切り替えていこうと思う。そうすることで,検証で出したリスクリワードと勝率をリアルタイムにより反映させることができるだろうと考えたからだ。これはリアタイでエントリーする時の自信につながるだろう。

リアルタイムでは,まずエントリー時にスプレッド分マイナスpipsを背負わされる。これは検証でのエントリー価格をスプレッド分利確方向にずらせばよいだろう。つまりチャート上建値と思っている位置はスプレッド分損失になるようなエントリー位置になるわけである。

次に利確と損切についてである。
実際の取引では,チャート上損切位置に来てから損切されるわけでなくスプレッド分早く損切される。(超初心者の頃,チャート上指値に刺さっているのにポジション持ててなかったり,チャート上負けてないのに損切させられていることに戸惑ったなぁ)なので,本当にチャート上損切位置に来てから損切できるようにするためには,チャート上の損切位置からスプレッド分さらに損失を広げて逆指値設定をすることになる。そして,その逆指値の損失額と同額の場所に利確位置を設定すれば,実際のポジションはリスクリワード1:1を価格上実現できる。
では,実際の価格上リスクリワード1:1になるようにするために検証上での利確と損切はどうするか。
まず損切位置はチャート上で決め,ポジションツールを使ってリスクリワード1:1になるように利確位置を仮決めする。しかし実際に同額利確されるためには,逆指値をスプ分広くとっているので,利確位置もスプ分広く取り,さらに決済時にもスプレッド分利確方向へ伸びていないと利確されないので,スプレッドをもう一つ分広くとっておかなければならない。つまりポジションツールで仮決めした利確位置からスプレッド×2のpips分広く取っておくことになる。これが実際のエントリー時に同額決済を実現させるために必要なチャート上の動きということだろう。

リスクリワード1:1を実現するための検証と実際のポジションの持ち方のまとめ
検証では
①エントリー価格をスプレッド分利確方向へずらす。
②損切位置を置いてポジションツールで1:1になるように利確位置を仮決めする
③利確位置をスプレッド×2の分だけ伸ばした所におく。(チャート上では1:1より良いリスクリワードになっているはず。)
実際のエントリーでは
①エントリーする
②チャート上の損切位置からスプレッド分広く逆指値を取る。
③損失額と同額になるように指値を置く。

ん~と、この考え方合ってるのかなぁ?

追記分
お優しい方のご指摘により上記の考え方にいくつか違っている点があることが分かってきました。Bid価格やAsk価格を全く考慮していませんでした。

結論
検証時
①エントリーする場所・損切位置はチャート通り
②利確位置はスプ×2個分伸ばした位置
③期待値やプロフィットファクター(PF)を算出する時には獲得pipsは1トレードあたりスプ2個分を差し引き,損失pipsはそのまま。(又は獲得pipsは損失pipsにそろえてデータ取り)
実際のトレード時(Bid価格表示の場合)
①ロングエントリーなら損切位置はチャート通りの価格で設定して利確は同額
②ショートエントリーなら損切位置をチャート価格にスプレッド分加えて設定して利確は同額

失敗しながら学んでいく所存!恥かいてなんぼ!


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