初めてミュージカル刀剣乱舞を浴びた長谷部推しの感想ブログ

ご無沙汰しています。
タイトルで察してもらえていると思うので前置きは無しで行きます。

ライブビューングに向かうまで

筆者はリリース当初から刀剣乱舞のゲームをプレイしているものの、ここ数年はイベントも走れず、派生コンテンツも全然追えていない、「元ファン」です。
ステの方は第1作から見ていたので今も継続して公演を追っていますが、ミュに関してはほとんど触れてきませんでした。
理由はいたってシンプル「時間が足りない」
ステだけでもかなり大変なのに今ミュまで見だしたら手に負えない!絶対無理!と思い、世間で話題になっているのもスルーしてこれまで生きていました。

とはいえ、オタクとしてはやっぱり気になるもの。
友人に熱心に布教され、一作と真選組の回とみほとせはDMMの配信で視聴したものの、そこから沼にハマることはありませんでした。

それが通じていたのもすべては「ミュには推しが出ていなかったから」
しかし、それが通じない事態がついに訪れてしまいました。

私の刀剣乱舞の推しは「へし切長谷部」および所謂「黒田組」と呼ばれる面々。
学生時代に思いつきで福岡に飛び、どっぷり黒田の刀につかり、日光さん実装時に泣いて喜んだのが記憶に新しいです。

今年だか去年だか忘れましたが、ふとSNSを覗いていたところ、目に入った刀ミュ新作の文字。
ふーんという軽い気持ちでサイトを開くと、見覚えのあるセンター分けの男。

思わずツイートで「長谷部?!?!?!?!?!?!?!!?!?!」と困惑のままつぶやいてしまいフォロワーさんに心配されてしまった。
そして有識者からたくさんの関連URLが届いた。
見に行くか悩んだのもつかの間、すでに外堀が埋められていました。

前作のDVDもFCにも入っていない私はとりあえずにチケットに応募し見事に落選。そりゃそう。
しかし、奇跡的に地元のライブビューイングに当たりました。感謝………

その間に映画刀剣乱舞もあったりなんだかんだして、80%の楽しみの気持ちと20%の不安の気持ちで当日を迎えました。
というのも、自分の中で3次元に落とし込まれているへし切長谷部は現在のところ「和田雅成」で刷り込まれているのです。
舞台と映画でキャストが変わることはありますが、長谷部に至ってはどっちも変わらず和田君。
声が大きくて不器用で意地っ張りでギャグ適正が高くてかわいい長谷部君なのです。
織田信長に怒り、長政様にデレデレに溶け、山姥切とは親友のように背中を預け合う長谷部君なのです…
ミュではどんな長谷部君が見れるんだろうという期待と、自分の中で受け入れられない部分ができたらどうしよう…というほんのちょっとの不安のなかで映画館へ向かいました。

映画館でペンライトを購入しいざ入場。(ペンライトかわいい)

刀ミュを浴び、沼に片足を突っ込む

▼終演直後のメモ
・長谷部くん顔可愛いな
・歌声あま!!!和田くんがびっくりするのもわかる。
・長谷部くんのお顔、紫吹淳さんみたいな切れ長美人で鬼好き。
・あとあの中だと背がちっちゃいから、いちいち身長差にニヤけちゃった。
・長義と長谷部のコンビがこんなに良いだなんて…
いきなりタイマン始めてびびった。ルーキーズの世界観やん
・普通に2人とも一発ずつ顔面に拳入れててわらって。音が重たいが
・なんかこの2人いい関係築けてそうでよかったな…大般若さんよりコミカルなパート多くて笑っちゃった。
・「へし切」呼びに「ンンンンン!!!!」って怒ってる長谷部くんきゃわ〜〜〜もういい!っていうの可愛いな
・この2人もっと見たい
・いちにいのお顔が良すぎる…
・ストーリー良かったなあ〜普通に泣いちゃった😭
・大般若さん小竜さん鬼丸さんできる男過ぎん??
・めーーーっちゃかっこよかった
・毒調達してくるの怖すぎん?
・本阿弥さんをじわじわ問い詰めてくシーン普通に怖かった。傘で顔に影を落とす演出好き。
・ステを先に見てるから長谷部くんの殺陣のところどころにステの匂いを感じてしまった…(苦手な人ごめんね)
・しっかりステラもカソックもヒラヒラさせてて最高。
しっかり鞘でぶん殴ってたね。

↓ライブパート
・長谷部くんゴリゴリ踊るやん?!?!そんな雄丸出しのダンスしないで?!
・歌うっま
・フェイクすこ
・衣装天才?!?!?!裾!!!!!襟!!!!!
・シャツの肩口にレースついてるかわよ
・あしなっが
・布面積狭すぎ衣装、背中にXがある。すけべ…
・ちょぎ流れるようにファンサするのやめてくれます????軽率に死ぬんで
・流れ的に長谷部くんバラード枠かなって思ったけどマジ最高だった
・小竜さんからファンサ受けて崩れ落ちる本阿弥さん
・一丁締めを任され熱烈なコールを受ける本阿弥さん

↓ライビュコメント
・なぜかメンバーの名前に様をつける長谷部
・ちょぎがお気に入りのシーンで長谷部とのシーンを選んでニヤニヤが止まらず、コメント後に「ありがとうございます」と言う


結論:ミュ、めっちゃおもしろかったです。

ストーリーも綺麗に進んでいたしスッキリ楽しめました。
今回登場している男士たちが私もよく知っているメンツだったこともあり、するっとキャラが入ってきたのも大きかったかも。
(江の人たちが全然わからず離れてしまった人間)

長谷部君のめんどくさかわいい面が生きててよかったなあ…
そして本丸による個体差を、舞台・映画とは異なる俳優さんだったことでより如実に体験できたのもすごく楽しかったです。
あの本丸の長谷部君は長義くんと結構対等な関係なのかなあなどと想像したり。
青春漫画のようなやりとりは微笑ましかったですし、周りに支えてもらいながら部隊長として頑張っている様子がかわいかった。
たびたび舞台と比べて申し訳ないのですが、あちらの長谷部はかなり古参ぽい雰囲気があり、演者もベテランの風味を醸し出し、新しい公演になるたびに先輩としてどっしりしている感じが出ています(とはいえやっぱり焦ったり失敗したりかわいいんだけど)
この長谷部まだ極めてなかったし、ちょっと不安定な部分があるのが良い。でも根は熱くて真っすぐ。長谷部のかわいいところがたくさん出てた。

るいべ(で合ってるのか?)、大好きです
ぜひ今後の公演でも出てくれんか…と懇願したくなるくらい好きになった。
あとあわよくば大演練でステべミュべのコラボが見たい……と切実におもった。
和田さんでかいのでたぶん木原さんとの身長差がかわいいと思う

ストーリーの話

すでに2週間ほど経っているので記憶曖昧な部分があることをご容赦ください。

物語の中心が刀の目利きをする本阿弥光悦さんというのがまず面白かった。
刀に魅入られた演技がキャッチーで時に狂気的にで若干の気持ち悪さが出てるのもよかった…
なんというか、時間遡行軍でも制御しきれない人間の強さみたいなものがあった気がする。
二刀のうちどちらかが磨上げられることを知っていたから本物ではない方を選んだのもとても人間臭くてすき。

そして、一期一振メインの話と言うのも新鮮でよかった……!
一度燃えている刀は数あれど、やはり初期オタクとしては一兄の印象もかなり強いんですよね。
秀吉に愛された名刀というのも有名ですし、どんな絡みをするのかな~と気になっているところでもありました。
現存する刀ではありますが、1度燃えてしまったという経緯から影打ちの話が出てくるのは驚いた。そんな解釈もありなんだ!!

とにかく影くんに感情移入してしまってつらかった…
ただ純粋に秀吉の力になりたくで一生懸命頑張っててその素直で無垢な様子が眩しくて切ない。
秀吉に笑顔を指摘されたときに必死に笑う練習をしてたところで号泣した。そんな一生懸命なところ見せないでくれ…!!!

私たちの知る一期一振は刀剣男士の一期一振であって、刀そのものではないんですよね。
最後一兄が影くんを抱きしめるところ、一兄の真面目さ優しさが出てて大好きなシーンです。

刀剣男士の話

長谷部くんと主のやりとり可愛すぎてたまらなかった。
何処の本丸の長谷部も愛されてますね…!素直でかわいがられているのがわかる。良い
隊長を言い渡されたときの誇らしげな顔よ…
この本丸の長谷部はひたむきで素直で頑張り屋さんというイメージ。周りの仲間と切磋琢磨してるんだね…いいね…

長義マジでずっとかっこよかったな。
顔も良いし声も良い。歌もうまい。しぬが?
長谷部とルーキーズしてていい意味で意外性のある長義だったな…
ライブ衣装えっちすぎんか?_

一兄、お顔が最強にかわいいのに喋るとハスキーでかっこいいのギャップのかたまりすぎる。しんじゃう。
ストーリー的にずっとしんどい思いをしていたと思うけど、芯の強さがうかがえて最高だったな。
ラップでゴリゴリしだすのやめてくれ軽率に死ぬから。

鬼丸さん、寡黙天然爆イケお兄さんでした。
常に周りにフェアに付き合っていたと思うし、素早く真相に近づいていたし、大事なシーンに常に居合わせていた気がする。さすが天下五剣。
言葉が少ない代わりに一言一言が重かった。でもなんかかわいんだよな。ファンになっちゃうだろ

般若さんの掴みどころのなさ、余裕な姿勢に私は何度も救われたよ…
長谷部君や長義君が感情的に一兄のために邁進する中、影くんの存在を常に気にかけていたしフラットな目線で見ていたと思う。かっこよかった。
ライブ衣装のヒラヒラあまりに貴族すぎん?まじで似合っていた。仮面えっちだよ~~~~~

小竜さんの所々見える容赦のなさが最高でした。
前作を知らないのですが、良い意味で物としての強みが全面に出ている人だったなあ…
光徳の異変に対して積極的にアプローチしてた。詰め方が怖すぎる。
かと思えばライブではファンサのプロ。カメラに抜かれたタイミングでのウインクに刺された。

余談すぎる余談

ミュを浴びたことで舞台の長谷部に会いたくなり数年ぶりにジョ伝の円盤を見ました。
るいべくんと比べるとプライドの高さやめんどくささが出ててかわいいのよねわだべは。ツンデレです。
ミュでも「へし切」から長谷部の銘がつけられたことに誇りを持っている描写があって、ジョ伝の長政様とのやりとりを思い出してうるっときてたんですが、本編見たらまた胸にこみあげるものがあった。
舞台もミュも「長谷部国重の作」として名前をもらったことをすごく大事に思ってたんや…
あ~~~~ジョ伝のことも書きたいな。時間があったら書きます。

これは私の個人的な解釈なんですが、長谷部ってすごく情に熱くて持ち主の影響を受けやすい刀だと思うんですよね。
下賜されたことに腹を立て、そのことを忘れられないのが信長様。
名前をもらったのについていくことはできず、それがつらくて忘れてしまいたい(でもできない)のが長政様。
どっちが上とかなくて、長谷部にとっては二人とも大切な元主なんだろうなって。

長谷部~~~~~~やっぱすきだ~~~~~~

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