最近数学を勉強し直しています

社会人になってだいぶ時間も経ち、
仕事で使うわけでもないのですが、
中学高校辺りの数学をなんとなく勉強し直しております。

図書館で、文系のためのといったシリーズがとてもわかりやすく、
高校生の時に教科書の補助教材として読めていたら
もっと理解が早かったろうにとも思います。

そもそものきっかけは、
量子力学についてYouTubeでみて
不思議な世界に驚いたからでございます。

考えてみると
現代文明には欠かせないほどの学問なのに
高校までは全く触れもせず、
それどころか相対性理論についても勉強した記憶はございません。

そういえば、
高校では理系専攻でございましたが、
物理は赤点で、
3年生になって文系に転向いたしました。

そもそも物理学については興味があったのですが
物理の教師があまりにも尊敬できない方で、
ずっと、難しい、わからないと言いながら、教科書を黒板に書き写している方でした。
それでそのまま授業も、教科も嫌いになっておりました。

逆に、数学の教師に尊敬を覚えており、
数学はそれなりに悪くない成績で3年間単位をとることごできました。
一番好きな数学の教師は非常勤講師だったのですが、
学校には数学について書かれた英語の本と英語の辞書だけを自転車のカゴに入れて出勤しており、
ある意味生徒に教科書を教えるというようなことは二の次で、
数学というものについて個人的に勉強し続けている方でした。

おそらく、
学校の勉強は高校レベルの内容ですと、
個人のやる気と教科書や参考書などで
なんとかなるのではないでしょうか。
教師は教えるというよりも、
興味ややる気を促すような
学問に対する姿勢をみせる方が
生徒に勉強させることができるのではないでしょうか。

さて、話は戻りますが、
社会に出て生活して、
インド映画での教育ものを観たり、
フェルミ推定なるものを知ったりして、
実生活に役立つ学問に興味が出てきておりました。

工学系が特にそうなのかもしれません。
そのまま理系に進んでエンジニアになった友人などに
工学系の概論的な話を聞いたりして
とても感動を覚えました。

ただ、結局ある程度の数学知識が必要であることを思い知り、
数学について少しずつ簡単な本を読み始めているのです。

そしてそれが、
近年は本当に良い本が多く出ておりまして、
その分野の成り立ちなどから
数学を説明されているのです。

確かに学校の教科書は
順番に大切なことがまとまっております。
しっかり頭の中に入れることができれば
大学で学ぶのに必要な前提条件を身につけることができるでしょう。

しかしながら、
高校数学の内容も、実はそれだけでかなり実生活に応用されていて、
その歴史や生活に関わる部分を知れるだけで、
どれほど応用力がつくか
今さらながら
思わないで居られずにいるのです。

大学で文系に進んだわたくしにとって、
確率統計以外は
単なる丸暗記やパズルのような訓練でしかなかった内容ですが、
今更ながらその背景を知ると
もっと現実生活で活かせるような知識を勉強していたなと感じるとのです。

とりあえずは、iPhoneの電卓で
横向きにして出てくる関数電卓でも使えるようになろうと密かに考えております。
今までは自分に全く関係ないものと思っておりましたが、
例えば指数対数などは複利計算など実用性のあるものそのものなのでございます。


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