古いことは変わっている

題名のように
簡単にまとめようとすると
一体何のことかわからないような大袈裟なことになってしまいますが、
用は、歴史というものも
研究されることによって
解釈がどんどん変わっていっているということでございます。

教科書や何かしら権威のある書物でも読みますと
特に歴史に関することなどは
書かれていることがいかにも実際にあったことだと勘違いしてしまいます。

ところが、その内容は
証拠が少なかったり、
捏造されていたり、
解釈が間違っていたりと、
必ずしも確かなことではないことの方が多いでしょう。

実際に、研究が進むにつれて
内容が変わり、
実際に教科書の内容も昔と今とでは違っている部分もございます。

教科書に書かれたことが絶対ではないということは当たり前のことでございますが、
感覚的にはどうしてもそれらが前提に
その後の知識が獲得され
思考が形成されていくように存じます。

常に勉強し続けなければならないのも
こういった理由があるからかもしれません。

長い間、古い間違った知識に基づきながら
世の中を解釈していると
それに慣れてしまって
慣れることによって
余計に頭が固くなってしまいます。

絶対的なものなどなく、
全ては変わるということは絶対なのですが、
どうしても
何かしら真実のようなものがあるように
勘違いしてしまうものです。

全ては仮の解釈であり、
前提すら変わってしまうという
ものの見方を
頭の片隅にでも残しておきたいものです。

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