丁度良いということが難しい

いい加減や
適当といった言葉は
今でこそあまり良くないものとされていますが
元々の言葉は
丁度良い、ふさわしいといった
とても良い言葉だったと伺ったことがございます。

野口三千三様の本などにも
丁度良いのが丁度良いといったことが
書かれてあったように存じます。

しかしながら
他ではあまり見かけないようにも存じます。

バランスという言葉も
世間で使われている使い方に
違う感じを覚えます。

世間では、
何かしらバランスがとれたものがあるような言われ方がしますが、
バランスをとるというのは
足りないところを足して
余分なところを引くといったことが
必要であると存じます。

そういったことは
常に全体や相対的な見方が必要とされ
それゆえに難しいのかもしれません。

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