知っているつもり

いつものように
適当に気が向いた本を
数冊同時に拝読しておりますが、
気がついたことがございます。

幼少期に習っていたことに関するものと、
社会人になってから業務としても馴染んでいたものについて、
それぞれの本を同時に手に取りました。
どちらの分野も、わたくしにはそれなりに知識があるので、
読み進めやすいのでございますが、
共通した感想を持ちました。

それは以下のようなことでございます。
記憶というものは変わったり、抜けたりするものでございます。
新しいものは昔よりも研究や経験により、より深い知識が集積されております。
社会が変わることによって新しい現象が起こり、そのため進化しております。
それらの表現方法も、とてもわかりやすい説明方法となっております。

いくら過去に労力をかけて習得してものでも
時々勉強し直して差し上げないと、
時代とともに半端なものになり下がてしまうようでございます。

自分の存じない新しいことについて勉強したい気持ちがございますが、
存じているつもりで、存じていないことも気づいて
生涯勉強し続けていくことが大切のように存じます。

果てしないことでございます。
途方もなくて落ち込むような気持ちと、
知的好奇心が続いていく嬉しいような気持ちと、
複雑な思いを覚えました。

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