Hear me, Here me

時おり浮かぶ言葉があります。優しさのきっかけになれたら、嬉しいです。

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時おり浮かぶ言葉があります。優しさのきっかけになれたら、嬉しいです。

最近の記事

はい、句。 その1

増やすより 減らすとなぜか 満たされる ※「はい、お茶」の感じで浮かんだ5・7・5です

    • 【詩】応援歌

      環境が変わり 心がざわつく この音は 何の音 不安な気持ちで 震えているの いいえ これは 開く音 固くて重い その扉 私を見守る世界から 優しく届いた 応援歌

      • 【詩】虹

        あれは いつかの昼下がり 買い物帰りの交差点 大きな大きな虹が出て みんなが足を止めたっけ その時 私は見たのです 見えない何かとつながって みんなが空を仰ぐのを そうして 私は知ったのです 離れて歩く人たちが 本当は一つであることを

        • 【詩】夏の木

          (この詩について) もう〇十年も前 駅に向かう道 線路沿いのお家の近くを 通りかかったとき こんなことが起こった その時 体中の細胞が震えたような気がした きっと 私と木は会話したのだ

        はい、句。 その1

          【詩】手のひら

          たくさん持っていることが 豊かなことだと思ってた 誰かの分まで引き受けて 自分の心は空っぽで 手放そう これは 私の荷物じゃない 目を覚まそう みんながいいというものが 私にいいとは限らない 全てはきっとここにある 諦め開いた 手のひらに

          【詩】手のひら

          【詩】がんばらなくても

          気がつくと 掃除も洗濯も やり終えていた この前の休日 どうにも動けず なんにもしないを やってみたからかな 魔法みたいと思いながら 掃除機を片付けていると こんな言葉がどこかで聞こえた 心と体が寄り添うと すんなりできるよ がんばらなくても

          【詩】がんばらなくても

          【詩】バナナを食べているのに

          バナナを食べているのに どうして私はバナナにならないんだろう 土から離れてしまったのに どうして野菜は生きているんだろう あんなにつらくて泣いたのに どうして前を向けたのだろう あなたの優しい一言で

          【詩】バナナを食べているのに

          【詩】今日 私は 寒いから

          日差しには 春の気配 天気予報も 暖かくなります と伝えてる だけど この身体には コートを着させてあげよう 今日 私は 寒いから

          【詩】今日 私は 寒いから

          【絵】ラ・フランス

          ふるさと納税で届いた ラ・フランス 描きたいのに 時間がつくれず 最後の1個 待っててくれてありがとう おいしかった あなたの優しさ 絵にしたからね

          【絵】ラ・フランス

          【絵】かぼちゃ

          抽選に当たって ライブに行った 座席の一部に かぼちゃの名前 なんだか それが うれしくて 野菜畑で踊る人 見守る森で祈る人 いま その場所で 楽しんで

          【絵】かぼちゃ

          【詩】先生の質問

          私が小学生のとき 先生がみんなに質問した ごはんを食べるとき 大切なことは何ですか 私はそのとき得意気に 栄養をとることです と答えた 先生が教えてくれたのは それとは違う答えだった あれから随分時が経ち 先生がどうしておられるか 私には分からない でも 今なら分かる ごはんを食べるとき大切なこと 先生 それは よく味わうことです

          【詩】先生の質問

          【絵】トウモロコシ

          【絵】トウモロコシ

          クーピー

          絵+言葉で ポストカードを作ったりします 絵が加わると 受け取ってもらいやすくなるなあ と 感じます でも もうしばらく絵を描けていません 言葉にするのと違って 絵を描き始めるまでに 私はとても時間がかかります 力が入りすぎるところがあり 気楽に絵を描くことができません 言葉は 歩きながら 電車のなか お茶しながら いつも思いがけず ぽん と浮かぶ 絵は 描きたいものが決まったら 一気に描きあげる その時 いつも雑音だらけの頭の中は しーん として

          【詩】窓

          優しい色に誘われて 電車の窓から春を見る 一人 また一人 いつもは眠ってしまうのに 開いたのは 桜の花とみんなの心 一人 また一人 そんな風に ほどけてゆく瞬間を見つけるのが とても とても 好きだ 電車の窓から外を見る 世界もきっと私を見ている その眼差しが同じなら いつでも奇跡が見えるだろう

          【詩】手袋

          手袋が落ちた 向かい側の席 眠っている人の手元から 悲しいニュースを 今朝知った どうしてそんなことに なったのだろう 心が冷たくなる 手袋は そこに落ちている 誰も拾わない 彼女はぐっすり眠っている 無くしたら寒いだろう 思い出の品かもしれない どうしよう どうしよう 次の駅に着いて 彼女がふと目を覚ます いまだ 体温が一気に上がるような気がして 私は立ち上がる 手袋を 拾って 渡す 笑顔をもらう 胸のあたりが温かくなって 何故か泣きたくなる あ

          【詩】手袋