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櫻木真乃がセンター



この子がセンター


櫻木真乃ちゃんはセンターです。
イルミネの真ん中、灯織の隣でめぐるの隣。
シャイニーカラーズのセンターでもあります。

真乃役の関根さんの話でとても良いなと思ったものがあります。
真乃が、ある意味でまっすぐな事をする。
そうすると他のアイドルたちが派生していける。
今のところは真乃の真ん中はそういうことなのかもしれない思っている。
本当は色々とああしたいこうしたいはあるけれど、
逆にまっすぐな事をやる勇気があるのかも。

この話に美琴役の山根さんが共感し、
美琴も同じようなところがあって、
にちかやルカが美琴を支点として考えるため、美琴は美琴としてあまりブレないことが大事である、と。


星が輝いたのは


イルミネーションスターズあるいはシャイニーカラーズは、
星の輝きを見せ、私たちにメッセージを届けてくれます。
では実際の星はどうでしょうか。
私たちに話しかけ、ともに助け合って生きてくれているのでしょうか。

そうではありません。
星はただそこにありました。
見つけ、輝いていると形容し、意味を持たせたのは私たちです。

それは、いつまでも変わらず私たちが見上げた空にあったからです。
ある人の足元を照らす光であり、ある人の崇拝の対象であり、多くの人が願いを託すもの。
人間の感覚では想像が難しいほどの遥かな時間を生きているのです。

何光年も先の星が輝いて見えた時、その星はもう無くなっているかもしれないと言いますよね。宇宙ってスゴイ…
仮に何光年も先の星から地球を観測できたとしたら、
まだ平安時代や江戸時代が見えるということでしょうか。宇宙ってヤバい…

私たちが生まれる前に光り、私たちが居なくなってから届く光もあります。
一瞬の煌めきには、計り知れない程の世界がひろがっています。
そんなあらゆる可能性を越えてこの時代で巡り会えたのは、
とても素敵なことですね。

私たちがいる場所から見た星は、
まるでずっと変わっていないように見えます。
しかし星からすれば、絶えずその姿を変化させていることでしょう。

シャイニーカラーズの櫻木真乃としてあり続けてきた長い時間。
これは間違いなく真乃自身の大きな経験です。
ゆっくりでも小さくても成長し変化してきたこと、
プロデューサーがしっかりと観測しています。


途中参加たちの記録


シャニマスは途中参加の物語です。
シャニマス自体がアイドルマスターシリーズの途中参加であり、
そのスタートはアイマスブランドに"与えられた"立ち位置からでした。

ストレイライト、ノクチル、シーズ、コメティックは作品内での途中参加です。
もし、櫻木真乃がブラックホールであったならば、
他のユニットの光を飲み込んでしまったでしょう。
真乃があまりにも強く明るすぎる星であったとしても同様です。

シャニマスにおいて真乃は、
明るすぎる光たちを受け入れ、強すぎる色たちをグラデーションにします。
個性派揃いのユニットの中で調和を生み出し、
さらにそれぞれの個性を引き出す穏やかな光であり、
そしてただ変わらずセンターに立っています。

もはや"与えられた"スタート地点は遥か向こうに。
満点の星空に虹がかかるように、仲間が増えました。

途中参加たちは自分なりのやり方で、
誰のでもない瞬間を新しく記していくのです。


センターらしくない子がセンターだというならば、それはセンターにおいての革命。
革命のシンボルは、センターにこそ相応しい。



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