さざんか咲いた道
寒い季節に目に飛び込んでくるのは、こちらの花。
サザンカ、漢字で書くと山茶花。
ほかの草花が枯れてしまう寂しい時期に、
こんな鮮やかな色の花が咲いていたら、目を奪われてしまいます。
ツバキと良く似ていますが、見分け方はこちら。
ツバキ=椿
●開花時期 1月~5月
●花首から落ちる
●花は筒状、立体的で厚みがある
●中心の葉脈がクリア
●葉のふちのギザギザが浅い
●葉裏に毛がない
サザンカ=山茶花
●開花時期 10月~2月
●花びらが散り落ちる
●花が平面的で薄い
●中心の葉脈が黒っぽい
●葉のふちのギザギザが椿より深い
●葉裏の葉脈に沿って毛が生えている
童謡【たきび】では、二番に歌われています。
さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき
あたろうか あたろうよ
しもやけ おててが もうかゆい
近頃たき火は気軽にできなくなってしまいました。
可能なのはキャンプ場や広い河川敷くらいでしょうか…
しもやけで手を真っ赤にしている子どもはいるのでしょうか…
たき火を囲んで友と語らう、焼き芋を作って一緒に頬張る。
かつては何気なかったことも、
今となっては貴重な経験なのかもしれません。
心が寒い時は たき火がおすすめ。
たき火の代わりにサザンカを愛でるのも、案外良いかもしれません。
サザンカ
学名 Camellia sasanqua
科.属 ツバキ科ツバキ属
別名 オキナワサザンカ