素人の考古学ー千葉県の龍角寺古墳群巡り
千葉県の下総国にある龍角寺古墳群
大小116基の古墳が密集する。前方後円墳37基、円墳71基、方墳8基。そのほか郡衙跡、郡寺など。
ここは古墳時代の後期から律令制に移行する姿を見ることができます。
101号古墳。6C後半の築成
25ⅿの円墳、2重周溝、墳丘部に大量の埴輪、8体の人骨。
周溝に造り出しがあり、形象埴輪が並び被葬者の生前の姿を現している。
形象埴輪。鳥・馬・武人
岩屋古墳。7C前半。日本第2位の規模
辺80ⅿの方墳、周溝を持つ。横穴石室2基
3段築成
ヤマトの皇族の方墳に匹敵する。
横穴式石室が2基ある。
上空からの寫眞。見事な方墳の姿。
浅間山古墳。7C前半の築成
78ⅿの帆立型前方後円墳、印波国造の墓と伝えられている。
このような古墳が林立している。
千葉県の内陸部にある、印旛沼や手賀沼、霞ヶ浦は当時は海の入り江となっており水陸の重要な拠点となっていた。そこに豪族が生まれ、ヤマトとも密な連携が図られていた。
千葉県に古墳は12,000基あり、全国第4位。
郡寺 龍角寺
伝和銅2年(709年)創建
法起寺式伽藍配置
以上
小兵衛
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?