少女時代の全フルアルバム超個人的感想。
少女時代、前回は曲ごとに語ってみましたが
今回はアルバムごとにワタシの超個人的感想を簡単に語ってみたいと思います。僭越ながら、
リパッケージアルバムは省かせて頂きます。
『Girls' Generation』
これが1番好きって言う人、多いと思います。
少女時代正真正銘1stアルバム。
もうこの頃からほとんど完成の域に入っているの、恐ろしいですね。
とはいえ、彼女らもまだ若いので
初々しい若いパワーが溢れてます。
少女時代一人一人の個性、歌声を
最大限活かそうとしてるのがよくわかる
曲が多い。皆思う存分歌ってる。
そういう楽しさがあります。
ここがこのアルバムの評価が高い1番の
理由なんじゃないかなー、と思います。
『Oh!』
少女時代の、「少女」らしさが全面に
出てます。すっきりした、メンバーが
気持ちよさそうに歌ってる曲が多い。
アコースティック、ボサノバな曲も
入っててバリデーションで飽きることは
ないと思います。
なのでこれが1番好き!
って言う人多いと思います。
あと、これは個人的な感覚ですが
日本語曲よりも韓国語曲の方がメンバーは
楽しく、のびのび歌えている様な気がするんですよね。日本語曲はやっぱり拙さがある。
当たり前と言えば当たり前ですが。
それに加えてこのアルバム以降はどっちかと
言うとダンスチューンが増えていくので、
余計このアルバムまでの路線が恋しくなる
人も多いんじゃ無いでしょうか。
『GIRLS' GENERATION』
日本でのデビューアルバム。
これがテッパンで最高評価ですね。
全曲シングルヒット狙えるぐらい捨て曲がない。韓国でヒットした曲達を日本語で再録してるのが明らかに効いてます。
そして全体的にブラックコンセプト。
『Let It Rain』は日本語オリジナル曲だけど、
ミドルテンポの超カッコいい傑作。
入門にちょうどいいと思います。
『The Boys』
うーん、個人的には傑作とまではいかない。
タイトル曲『The Boys』と『MR.TAXI』
はもちろん素晴らしいです。
序盤の構成は結構好きなんだけど、
後半ちょっと息切れ感がある。
ちょいちょい面白いところがあって、
少女時代の実力も発揮してるからこそ、
個人的には痒いところに手が届かない
と感じてしまうアルバム。
『GIRLS' GENERATION II - Girls &Peace-』
日本でのアルバム2枚目。
実はこれが最高傑作かもしれん、と
思ってたりします。
重厚感があって、洋楽好きな人、
K-POP以外あまり聴いたことない人、
どちらにもお勧めできますね。
ダンスミュージック多めですけど
しっかりバラードも忘れずに収録されてます。
アップテンポなものも、メロディアスなものも
全部入ってる。フックソングみたいなのが
ないのも面白い。捨て曲も無い。
ただ、『Oh!』の日本語版はワタシは
無理やり感を感じてしまう。
日本語でやるの絶対難しいの
自分も分かってるけど、だからこそ
この曲が浮いてしまっている様な気がする。
逆に言えば他に気になるところが無い
大好きな1枚。
『I Got A Boy』
タイトル曲のパフォーマンスは素晴らしい。
一瞬「ウッ」となる曲の構成。
聴けば聴くほど味が出る曲ですね。
ダンスパフォーマンスが良くて、
攻撃力、円熟みと言う点では最強の曲。
なんだけど、個人的には薄味かな。
印象に残る曲が少ない。
『I Got A Boy』、『Dancing Queen』、
『Baby Maybe』、『Express999』辺りは
好きなんですけどね。
『LOVE&PEACE』
日本での3枚目のアルバム。
全体的に日本での前作と前々作と比べると
ブラックさ、重厚さはなくて、
キャッチーさが増えたかな、と思います。
『FLYERS』とか『Everyday Love』とか、
普通にいい曲が多い。『FLYERS』とか
少女時代の数多くある楽曲の中でも指折りで
大好きですね。
懐かしき少女時代の匂いも香っていて
いいですね。
それとライブでやったら盛り上がるかなー、
って曲が多いです。
トータルのバランス、まとまりが良い。
実はこれが真のマスターピースやもしれない、
と思ってしまうくらいには好き。
『Lion Heart』
先ほどの『GIRLS' GENERATION』に
比べると、韓国で出てるアルバムは楽曲の幅が広いのが特徴ですが、このアルバムは
特に幅広い。
僕が1番最初に聴いた少女時代のアルバムですが、まさか少女時代のアルバムでボサノヴァ風の曲が聴けるとは思ってませんでした。
全体的にアダルトで、おまけにちょっと
古いタイプの音楽とエレクトリック要素を
綺麗に融合させたような、
普遍的なポップスが楽しめる名盤です。
ワタシはこれが1番好き。
『Holiday Night』
完璧に後輩への世代交代を印象付けた時期の
アルバム。後輩達、特にTWICEを意識した様な曲が多いです。ただ冒険感がなくて、とにかく楽しさと懐古的な部分にパラメータを振り切った感じがするので、評価は分かれそう。
個人的にはそんなに嫌いじゃないけど、
パワーダウンしてるというか、
全盛期ほどの圧倒的な攻撃力が無くなってきたのを明らかに感じ取れちゃって聴くたび
すこし寂しくなるんですよね。
『Forever1』
今の所最新アルバム。
思ったより出来が良い。
そして、「タイトル曲より良いんじゃね?」
みたいな曲が数曲。
一言で言えば「爽やか」なアルバムです。
前作よりももっと大人になって、
落ち着きのあるポップスの曲が多くなってます。あと、初期を彷彿とさせるくらい
かなりストレートに歌ってますね。
結構好きなアルバムです。
番外編『Mr.Mr.』
こちらはミニアルバムですが、実はオリジナルアルバム含めて1番好きな1枚なんです。
トータルでいい曲、好きな曲が多い。
『I Got A Boy』で圧倒的な攻撃力を見せ、
さらにその先があるんだ、と見せつけられたような。大人っぽさはこのミニアルバムから
少しずつ強くなっていきます。
このアルバムがあるからこそ、
タラレバですがジェシカが脱退しなかったら
さらにまた一歩別境地に到達できたんじゃないか、と思えるんです。その点を含めて
ワタシにとっては例えミニアルバムと言っても
外せない1枚なんです。
入門盤を考える
入門盤、必聴版をまとめていきたいと思います。まず最初に『GIRLS' GENERATION』を
お勧めしたいです。上記のように、初期の人気曲と日本語オリジナル曲がいいバランスで収録されているので初心者はまずここから!
と思います。
個人的な趣向を言えば『Lion Heart』が
1番お勧めです。アイドルの枠を超えた存在であることをわかりやすく感じ取れますね。
最後に
今回この文章をまとめるに当たって
全アルバム聴き直しましたが、
結構大変でした。
音楽に対しての自分の直感、感想を
文章にして伝える事の難しさを
痛いほど味わいました。
偉そうにいろいろ言っておりますが、
所詮は素人なので、、、、、、。
「こう思う人もいるんだな」くらいで
捉えていただくと嬉しいです。
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