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小説 AIみちこさん

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ひょんなことからAIみちこさんと生活することになった松島涼。みちこさんのいろんなアドバイスに翻弄?されながら、成長していく。6話目から有料になっていますので、よかったらご一読下さ…
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#大丈夫

AIみちこさん 第4話

 数日後、涼子と食事をしている時に、連絡があった。 「なんの電話なん?」 「この前、助けたじいさんからお礼をしたいだって。」 「リョウくん、そんなことしたん。いいとこあるやん。」 「まあね。」 オレのメールに待ち合わせ場所が送られてきた。お店の住所だ。なにかご馳走してもらえるのかな。気にせんでいいのに。 (リョウさま、あの方は中小の会社社長です。) (えっ、なんでそんなこと、わかんの?) (ネット情報です。) (そっか、ネットで調べたということね。) (もしかしたら、いいチ