前立腺がんだって。なんだよ、それ!#016

今回から2回に分けて、この一連のなぐり書きにおける専門的「用語」の解説をしておこう。

登場人物
「俺」作者、筆者、主人公。数年前、そこそこに育てた会社を部下に押し付け、その2年後、家族に愛想をつかされ家庭を失う。波乱万丈支離滅裂なナイスガイ。
「女医」最初に飛び込んだ泌尿器科医院の経営者。色っぽい。
「渡辺先生」大病院泌尿器科部長。錦鯉というM1王者のツッコミ担当にそっくり、兄弟かと思った。沈着冷静。
「高野くん」大病院放射線科の看護士。ラガーマンの体格に今風のフェイス、なかなかの美丈夫。点滴の技術はこれからだね。
「川原くん」大病院病棟担当の看護士。すらっと高身長、笑顔がかわいい。ま、多少自信の無さが見え隠れする、がんばれ。

#000より
「前立腺がん」
この落書きの主たるテーマ。男性にしかない臓器に本当に知らないうちに忍び寄るがん。痛くも痒くもない。かなり、びっくりした。

#001より
「前立腺肥大」
前立腺と言えばこの症状。がんと並び東西の両横綱。心臓肥大とか生命に直結する症状が多い中、数少ない命を脅かさない肥大。おしっこがでにくくなったり、しょっちゅう催したりとたちは悪い。
「前立腺」
胡桃ぐらいの大きさで尿道と膀胱の接点に小ぢんまりと鎮座する臓器。生殖行為に深く関係、そこらへんはご無沙汰なので興味のある向きはご自身で。
「一番の便器」
コレっ!・・どうなってるんだろうか、謎の計測器。まったく普通の便器にしか見えないのに、尿の排出についてその初速(!)、量、時間などあらゆるデータを採集するスグレモノ。しかも、座っての場合間違って大っきいノが出ても、そのブンは排除する模様・・
誰が創ったの?
「ブエノスアイレス」
アルゼンチンの港湾都市、東京に対して地球3D的に真裏とされているが、よくよく測ればブエノスの対局は仙台あたりとも。
サバンナの八木氏によれば、日本の裏側はブラジルであるとのこと。その程度の認識で、まぁいいでしょう!

#002より
「PSA」
前立腺特異抗原、prostate-specific antigenの略称。
前立腺が痛んだ時のみ血中濃度が上がる。肥大や炎症でも上がる、正常値は0〜4。
単位はng/mL、1ミリリットルに何ナノグラム含まれているかという、ちょっと何言ってんだかわからない微細単位。
極々僅かな変動で人間の生死が決まったりする、そんなこともままあるという好例。
「精密検査」
女医はサラッと言っているが、これがなかなか奥が深い。詳しくは本編で。
「京都へ行こう」
正しくは、そうだ京都へ行こう、である。某鉄道会社の集客キャンペーンのキャッチコピー。
なぜこの言葉が出てきたかというと、かなり動揺していたからとしか考えられない。

#003より
「昼時の定食屋」
もちろん、流行っている定食屋、である。

#004より
「生検針」ならびに「生検」
後の記事で、チャッカマンのでっかいの、という記述通りの器具により直接、生体を採取する中が空洞になった針。ボールペンの芯よりやや太い。俺の場合は、会陰部から針を挿入する経会陰生検であったが、他に肛門から器具を挿入、直腸越しに採取する経直腸生検がある。
「当座のお薬」
本文には名前が記述されていない。気になるよね、気になる。
ナフトピジル錠25mgという立派な名前があり、前立腺肥大を治療する薬品。前立腺がんには効果は薄い。

#005より
「放置プレイ」
まぁ、大変お好きな方がいらっしゃる遊戯、心躍るとのこと。死なない程度に楽しんでくださいね。

#006より
「閉店ガラガラ」
ますだおかだの大きいほう、岡田師匠の往年のギャグ。あまりウケない・・使ったことは、やや後悔している。

なんだ、ここらへん必要かぁ?

#007より
「ワールドカップの弾丸ツアー」
そもそも弾丸ツアーの場合、荷物は極小に収める。使用を間違った例えであり、陳謝したい。ごめんなさい。
「偶数艇トリオ」
ボート(競艇)における高度な専門用語。
通常、ボートレースはインが最も有利であり、それを踏まえて1号艇が本命となるケースが圧倒的に多い。
そのため1号艇が2着に沈むだけでも、配当に期待ができる。それが3着にも入らないとなるとかなりエライことになる。
どういう展開でこんなことが起こるかというと、3号艇4号艇あたりがスタートをガンバって1号艇2号艇を捲ったり差したり・・・


おいおい


・・次回に続く



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