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志賀高原100

2024.7.6
志賀高原100の55km部門を走ってきました。

高松山グルグルクラブからは自分とペヤング、みっち、あやのさんが55キロ部門。
ガンちゃんが100キロ部門。
ケンさんが21キロ部門に参戦となりました。

今回、アメリカ帰りで体調を崩したペヤング氏と熾烈な争いを繰り広げた様子をお届けします。高松山グルグルクラブのメンバー向けな内容となってしまっています。

レーススタート前の談笑。やはり本調子ではないとのこと。
それでも一緒に最前列からスタート。

スタートから5キロまでペヤングの後ろを付ける。30位から40位の位置。なるほど本調子ではないようだ。でも自分にはこのペースが丁度いい。
5キロ過ぎ見失う。
その後、自分の得意な林道の下りパート。15キロ地点で追いつく。声をかけると、「疲れちゃった」とのこと。
レースなので、あまり深入りせず、激走モンブランの鏑木さんよろしくグッドラックてな具合にパスする。抜くときは静かにかつ圧倒的に。

16キロのエイドですぐ追いつかれる。
ここでペヤング直伝、水かぶりをやってみる。
こりゃー良いわ。今後マストとなる。
トイレに寄ったことでペヤングに先行される。
計算通りである。ここも20キロ地点から30キロ地点までは自分の得意な林道パートなのだ。
林道を㌔4分30秒で下る。なかなか見えない。が、32キロのエイド手前で追いつき、ほぼ同時にエイドイン。
まず水かぶり。そしてバナナ、シャリ玉を補給。
しんどいねーなどと声を掛けつつも、しれっと先にエイドを出る。レースなので。

ここから12キロ、1200mアップの今大会最大の登り区間。
ペヤングはやはり登りが強い。すぐに追いつかれ、抜かれる。「いや〜、バテますから。」
ほんとだな、ほんとにバテるんだな。
バテてくれることを期待しつつ、あまり差を付けられまいと必死で登る。

山頂付近の観光施設ソラテラスに到着。
観光客の近くで、水が勢いよく出ている水道の傍らに座って水浴びをするペヤングを発見。水浴び好きだね〜。
一緒に水を浴び、しれっと先に行く。レースなので。
ここで40キロ地点くらい。

ここからは背後から迫るペヤングに怯えながら、細かいアップダウンを走りと歩きを織り混ぜて進む。テントゥエンティ的な感じで、あそこの木まで走る、あそこの看板までという感じで。

46キロ地点のエイドに到着。
シャワーで水をかけてくれるお兄さんがいて、大量放水してもらう。気持ち良かった。

ここで高松山グループラインを確認。
大会速報のトレイルサーチを誰か見てくれているかなと。
早速カーリーがペヤングと自分の勝負に気付いた様子。5分差とのこと。
ラインの通知をオンにして、応援メッセージをガーミンで確認しつつ走る。
ここまで来たら勝つしかねーだろ〜。と気合いを入れる。
今後、トレラン会の至宝となる男に勝てる最後のチャンスかもしれない。

前を走る選手を抜くことより、後ろから来るペヤングの姿を警戒してチラチラ振り返る。えーと、白いタンクトップにオレンジのバンダナだったな。その姿が見えたら注意。全身全霊出すと。
52キロ地点でゲレンデを登らされ、数百メートル後ろまで見える。白タンクトップの姿なし。

ここらで勝利を確信しつつもやはり怖い。
なんてったって、ハセツネ9時間半、最近は表彰台常連のあのペヤングだから。
かたやハセツネ11時間55分、人生において表彰経験なしの自分。
そういえば、昨日スレッズで大会頑張りますと投稿したら、カーリーがいつも集合写真で端っこにいがちな端っこ族代表で頑張れってコメントくれたから、トレラン陰キャ日本代表🇯🇵って返信した。その返信にいいねが2件付いてて、1件はカーリーってわかったけど、もう1件は誰だ?もしや?と思ったら、やっぱりハッセーからでニヤッとしてしまった。トレラン陰キャ関西代表あざす。
トレラン走ってる途中ってこんなことを考えてしまうんだけど、いかんいかん、ペヤングに追われてるんだと気持ちを切り替えて必死でゴールを目指した。下りでお腹痛かったな〜。

そんかこんなでそのままゴール。
総合順位は22位。レベル高いな〜。

一つ言い訳をすると、一週間前に走った大山サーキットの疲労がガッツリ残ってた。走り出した瞬間足が重いなー、ケツが痛いなーと。
自分はリカバリーが遅く、一週間で疲労が抜けないので、今後大会前はハードな練習は二週間前までにしておく。

ということで、自分の視点から見たペヤングとの勝負記録でした。
勝手にライバル視してるから、調子が良いときでも少しでも付いていけるように頑張るよ。
良い刺激をありがとう!

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