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ジャパンカップ オープン5位


ジャパンカップは去年初めて出場し今年で2回目の出場となる。
去年はあまり良いコンディションではなかったので無駄に暴れてみたら意外と善戦したが無駄に暴れすぎてゴール前で力尽きたので今年はしっかりとレースを見極め上位を狙う意気込み。

スタート前の集合で先頭で整列するもそこからスタートラインまでの移動の激しい位置取りで2列目に。危ないのでそこでガツガツしないでください。先頭でスタートしたいなら早く集合してください。

ローリングは無しでスタート合図で一気にカチ上がるかと思ってたがそこまで上がらずキツ過ぎず遅過ぎず心地いいペースで登りを終える。
去年も走って、前日もしっかり試走した下りだがまず1周目は様子見で15番前後で下る。この下りなら登りで5メートル離されても確実に前に追いつけると見定める。

小さな動きはいくつかあるものの決定的なものにはならない。その中でも弱虫ペダルが戦略的に動いているように見えた。序盤から内田選手がガンガン動いているのでアシスト的な動きなのかと思って弱ペへのマークは違う選手に向けていたが大外れだった。
古賀市クライムではほぼ毎週回内田選手かレオモの米谷選手がカチアゲているがそのまま行き切ると言うよりは少しずつ篩にかけるようなペース。

5週目で自分もそのペースに消耗してきてキツくなる。レッドゾーンを越えないように5メートル以内を維持して下りで追いつく。
その時には10名ほどに絞られており後ろとは48秒と知らされ残り2週でそのタイム差は結構際どいなと思って6週目に入った時後ろと38秒差とアナウンスを受けこれは捕まるかと覚悟したが内田選手、米谷選手らはペースを崩さず進めておりツキイチして牽制になって後方集団に捕まりたくないので形だけはローテに加わった。使い物にならなくて申し訳ない。

7週目の古賀市クライムで圧倒的力の差を前に千切れる。登りに入って割とすぐに千切れたので下で追いつくことはできないと思ったが後ろの集団に吸収された方がキツイ展開になると思い、出せるギリギリで踏み続ける。とそこに岩島選手も合流する。10メートルほど前にアビニールのよこやんこと横矢選手がいてその5メートルほど前に先頭3人がいる。見えているがこれが追いつけない。まぁ追いつける脚があるなら離れるなって事だけど。
下りと平地で横矢選手は捕えられるなと甘くみていたが下りも結構早くて差を縮めきれず平地も結構踏めていて結局追いつけなかった。

セブンを曲がったところからは後ろから捕まる事はもう無いと思ったがまだ前が牽制してペースを落とす可能性もあったので出来るだけ岩島選手とローテを回すが明らかに自分がペースを上げられていない。正直無理すれば上げれたのかもしれないが1つでも順位を上げたいという心理が働いてセーブしてしまったと思う。ここで前の1人を捉えられていたらさらに1つ順位を上げられた可能性もあったと考えると非常に悔しい判断となる。だがその時の苦しさと心理ではそれ以上ペースを上げれなかったのだと思う。限界で走っていても振り返るとまだ出せたのかもと思ってしまうところもロードレースをやめられないところなのだろう。

最後は岩島さんに2分弱ツキイチしてスプリントをする。岩島さんはスプリントをせず自分が先着して5位に。なんとも気持ちよく無い5位だったがこういう経験も必要だろうと言い聞かせ納得する。

9位の選手優勝者よりも優勝感出てるな。笑

ジャパンカップは距離が短く厳しいアップダウンで自分が得意とするレイアウト。さらに北海道の気温が高く質の高い練習が続けられていた事もあり非常に良いコンディションだった。それをしっかりと生かせたレースで自分にとってベストリザルトとなった。しかしこれだけ揃っていて最後は力負けしてしまいトップクラスには遠く及ばないのだとリスペクトも増した。
1ヶ月後には一番の目標としているツールドおきなわがある。おきなわは今回とは全く違うレイアウトであまり得意ではないけどそこに向けての練習はしてきている。これからもしていく。2位以下はいらない。目指すは優勝のみ。

みんみん美味かった

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