【詩】スクールバス

近所に住む同い年の娘を意味もなく
好きになったよ 僕のアオハル
毎朝 登校時ばったり会うよ
目と目で合図さ とっても愛おしい
僕の斜め前を歩く 同じバス停
いつも近くの君が温かい

同じ学校 山の上の校舎
一緒にスクールバスに乗り込むよ
後ろの方から詰めこんで
自然と君と密着さ
坂道を登るバス カーブのたびに
君が僕に寄りかかる
頬が薔薇色に染まる君の恥じらい
好きと言わなくても分かっちゃう

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