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育休中に家を買う。4、建売住宅を選ぶ時の10のポイント〜後編と番外編〜

5社10件以上の物件を見た私たちが、建売住宅を選ぶときに注目した10のポイント〜後編〜をご紹介します。

もしよろしければ、前編もご覧ください。




建売住宅を選ぶときの10のポイント(後編)

6、収納スペースは十分にあるか

何をどこに収納したいのか、考えながら収納スペースを見ることが大切です。大きな収納が1つバンッとあるよりも、必要な場所に必要な分収納がある方が暮らしやすいのだそうです。
今はファミクロがついている建売住宅もありますし、自分の暮らしやすい収納スペースが確保できているか、また無い場合は収納スペースを作ったりおいたりすることができるのか考えてみるのがいいと思います。
私たちの場合は、キャンプ用品や子どもの外遊びグッズを収納できる土間収納がある物件を検討していました。

7、プロパンガスではなく都市ガスか

住む地域によっても使用できるガスが分かれますが、プロパンガスか都市ガスかによってガスの料金が変わってきます。プロパンガスは災害時の復旧が早いなどのメリットがありますが、一般的に都市ガスよりも料金が高くなります。我が家はガスコンロ、乾太君の使用を検討していたためガス料金は安い方を採用したいと思い、都市ガスを採用している物件を探しました。
プロパンガスの料金の高さが気になることを伝えると「安い業者さんと契約することもできますよ」と言われたのですが、調べてみる限りは都市ガスよりも料金の低いプロパンガス会社は見つかりませんでした。

8、乾太くんの有無

建売住宅にも乾太くんが備え付けられている物件、ありました!使っている友人は、みんな口を揃えて「絶対にあった方がいい」と言います。何よりも時短ができます。天気を気にすることも干す作業もなくなり、衣類がフワッフワになるのだそうです。使用できない衣類があることや、ガス代が上がるなどのこともありますがメリットの方が断然上回るとのこと。
備え付けでない建売物件がほとんどで、乾太くんつけられますか?と尋ねると「うーん、出来ないことはないけど•••」という曖昧な答えが返ってくることが多かったです。配管の工事をしなくてはいけなかったり、スペースが足りないなどの理由で設置が難しいのだそうです。その場合には、ドラム式洗濯機を使うこともできますが時間がかかったり容量が少なかったりすることがあります。

9、床暖房の有無

床暖房を一度体験すると、その快適さに病みつきになります。エアコンや他の暖房機器ではできない、足元からのじんわりとした心地良い暖かさがあります。建売物件は、床暖房がついているところが多かったですが、念のため確認すると安心です。長期優良住宅の認定を取るために、あえてつけていないという物件もありました。

10、建売っぽくないデザインの建売

同じような住宅が建ち並ぶ建売物件の中でも、「建売っぽくないことを売りにしています」という会社がありました。数件隣り合っている物件でも外観から1つ1つ違い、間取りも全く違ったのでそれぞれの物件に違う魅力がありました。普通の建売住宅では物足りないけど、注文住宅は考えていないという方におすすめです。

番外編

旗竿地物件、意外とオススメできるかも!?

旗竿地とは、道路に接している出入り口が細長くなっていて、その奥に敷地がある土地のことです。価格は下がるのですが、(100万円〜200万円ほどお安かったです)住宅が密集しているため日当たりが悪かったり、駐車スペースが狭かったりするところが多かったので候補から外れていました。

ですが、何件も見るうちにこの旗竿物件いいぞ!というものに出会いました。周辺に同じ住宅会社が建てた物件が並んでいて一見奥まっていたのですが、旗竿地の物件にも日が当たるように配置されていました。細長い駐車スペースも一般的なものより少しゆとりがあったので、これまで感じていたデメリットが気になりませんでした。
思い込んでいたデメリットが、実際に見てみると気にならないこともあると感じました。

建売住宅だって自由に選べる!?

すでに建売住宅を購入している知人から「壁紙を選べた」「キッチンのシンクの色を選べた」という話をよく聞きます。トイレの壁紙が一面花柄のアクセントクロスになっていました。建設途中で契約すると、決められた範囲の中ではありますが、自分たちで選ぶことができるようです。

また、図面の段階で購入した、という知人は間取りを選ぶことが出来たそうです。こちらもある程度決められた範囲ではあると思うのですが、「うちは和室を作ったけど、お隣は和室を潰してシュークロにしたみたい」と言っていました。キッチンも好きなサイズが選べたとのこと。間取りまでいじれてしまうなんて、もはや注文住宅!?

私たちが見た中で、間取りや性能が気に入ったけど場所がなあ•••という物件があり、正直に営業さんにそのことをお伝えすると、「気に入った間取りをそのまま別の土地に建てることが出来ます。価格もそのままで。」と他の土地を提案してくださった住宅会社もありました。

相談してみると、思ったよりも融通を聞かせてもらえることもあるのだというのは発見でした。

まとめ

いかがでしたか?

たくさんの物件を見て、建売住宅ならではのメリットもたくさん感じることができました。
しかし、私たちの場合はたくさんの物件を見たことで、これと言った決め手を見つけることができなくなってしまったので数軒見てしっかりと検討した上で、早めに決断することをお勧めします。

100%完璧な物件に出会うことは中々難しいですが、譲れないポイントを自分たちの中で決めて、そこをクリアしていればよし!というスタンスで行くと納得して建売物件を購入することができると思います。

参考にしていただけたら嬉しいです。

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