お酒を飲まない日

 「孤独のグルメ」という話は井之頭五郎という人物がいろいろなものを食べては語る物話です。わたしは原作のアニメを読んだことがなく、テレビドラマとしてずっと観ていましたが、そこでは彼は下戸という設定になっていて、ずっとかわいそうだな、と思っていました。
 ところがわたしも脳出血をやって酒どころではなくなり、このドラマからもしばらく離れていましたが、退院して少し経ったころから再びみるようになりました。と同時に、自分の体調と飲酒の関係について考えるようにもなったわけです。退院にあたって医者からは酒についてなんのコメントもなかったものの、わたしは井之頭さんのような下戸にはなれず、かといって以前のような暴飲も無理なので、いまは非常に少ない酒量(と自称)に落ち着いていますが、週1〜2日は酒そのものをやめています。
 最初は1日おきだったと思います。それが徐々に飲む日が増えていって、昨年の7月からは4日飲んで1日休み、というペースまで戻しました。果たして本当にこれでよいのか、非常に自信のない限りですが、いまのところはなんとか同じペースで続いています。
 ペースも大切ですが、飲むときの量、つまり酒量を抑えることが重要なのもよくわかっているつもりです。どんな酒を飲むのか、これは酒を飲まない方には無縁の話ですが、日本酒だと1合くらい、焼酎は100mlくらい、ウイスキーだと70mlくらい(焼酎やウイスキーはそれをめいっぱいの水で割る)という感じです。毎晩焼酎をロックで、1晩にボトル半分は軽く空けていたことを思えば、ずいぶん減ったと思うのですが、どうでしょうか?
 まったく飲まないかたに比べればよからぬ話ではありますが、これであと数年生きられればよし、としていますので、お許し願えれば、と思います。
 
まさお

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