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観葉植物初心者がコーヒーの木を育ててみる

花屋の店先に並んだコーヒーの木に心を奪われました.観葉植物育ての初心者ですが,せっかくなので観察日記を記録したいと思います.

導入
コーヒーの木.細い幹にツヤツヤの大きな葉っぱをつける,成長により上質な香りの花が咲き,そして我々の愛飲するコーヒーの原料となる実が得られる.人々はこの贅沢な味わいに魅力され,シアトル生まれのコーヒーショップにPC片手に集まってくる.
 コーヒーの歴史は古く,文献として記録が残っているのは9〜10世紀頃まで遡ると言われている(文献1).しかしながら,その生態には未知の部分が多く残っていることから,多くの研究者が謎の解明に日夜向き合っている.その最大の謎が『なぜコーヒー木は我々に癒しを与えてくれるのか』である.誰か考えているのか知らないが花言葉は「一緒に休みましょう」であり、花言葉委員会の人も癒やされているのが明白である.そこで,今回筆者はコーヒーの木を実際に育てることにより,要因の解明を行うこととした.

状態: 高さは10cm,葉の大きさは8cm.
室温: 30℃前後

筆者は観葉植物初心者であるので、とりあえず、お店の人に教えていただた方法でお世話をはじめることにした.

操作手順
1.植え替えを行なったばかりなので,当日〜翌日までに鉢底から水がたくさん流れる出てくるまで水を与える.
2.1週間程度は屋内の日陰においておき,徐々にレース越しに陽の光があたる場所に近づける.
3.エアコンの直風はNGだが、人の通り道におき、空気を撹拌させる.いい感じに扇風機とかで撹拌する.
4.定期的に葉っぱにも霧吹きをする.(ハダニの繁殖を抑えるため)

変化
 お店で購入して帰宅する際に,環境の変化があったためか,葉っぱのハリがなくなりあからさまに元気がなくなっているのが目視で確認できた.1日目の水やりを行なった後,翌日の状態を確認すると葉っぱのハリが元に戻っていることが確認された.葉っぱのサイズ,木の高さについての変化は大きくなく,1週間の観察では変化は見られなかった.

 土壌の水分量について定量評価はしていないが,筆者が触診した結果,水やりから1週間程度経過してもまだ湿り気があることを確認した.一般的には水やりは1週間間隔が好ましいとされており,筆者の環境においてもその傾向は当てはまると考えられる.

 1週間経過した時点で筆者の気持ちにも変化が見られた.とにかくコーヒーの木が可愛くて,仕事をさっさと切り上げて帰宅したくなっている.また,植物を労ることで気持ちにもゆとりが出ていることが自覚できている.

考察
お前はすでに癒やされている.

今後のアクション
 育成から1週間が経過すること,また夏の日差しがかなり和らいできたことから,日向に徐々に移動を行う.また,土壌の水分量,温湿度を定量的に評価を行うための測定機器を導入を予定している.

お迎え後の様子 葉っぱの様子から明らかに元気がない
水やりの結果,葉っぱにハリが.右の鉢にへたり込んでいた葉っぱがクララ状態に

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