“そこにいるのに接触できない”VRアイドル・えのぐ を紹介したい件
皆さんこんにちは。
ドルオタ予備軍のしもやまです。
話し始める前に自己紹介
・アニメ1,000本以上視聴したアニメオタクです
・アイドルマスターミリオンライブの田中琴葉Pです
・2023年夏までライブはアニソン系しか行ったことがありませんでした
2023年7月にVRアイドル「えのぐ」にハマった話をします。
記事の要旨は「VRアイドルの特徴と、その中のえのぐの良さ」
記事のオチは「えのぐの冬のワンマンライブにぜひ来てください!」です。
えのぐ とは
私がえのぐを知ったきっかけはTVアニメ【推しの子】です。
【推しの子】がTOKYO IDOL FESTIVAL 2023(以下TIF)とコラボすることになり、TIFの出演者を調べていて目に留まったのがえのぐでした。
他の出演者にも22/7、アイドルマスターシャイニーカラーズのように「キャラクターの中の人」として出演するアイドルさんがいる中、キービジュアルがイラストなのがとても印象的でした。
えのぐは、
・VRアイドルを誰でも知っている当たり前の存在にすること
・その上で世界一のVRアイドルになること
に挑戦している3人組のアイドルグループです。
まずは簡単にメンバー紹介を。
日向奈央
えのぐのリーダー担当。
キャッチコピーは「歌とダンスは誰にも負けない!えのぐイチの負けず嫌い!!」
愛称は「ひなお」
緑の子。キャッチコピーの通り歌もダンスもめちゃうまい。ライブ後の生放送で語った技術的な目標が高すぎて素人の自分には半分も分かりませんでした笑
鈴木あんず
えのぐのセンター担当。
キャッチコピーは「年中無休の成長期!」
愛称は「ずっず」「ずず」
青の子。引っ込み思案な性格ですがステージではソロパートを任せられるほどの歌唱力が持ち味。
ライブMCでの彼女の名演説を見てえのぐを好きになりました。
白藤環
えのぐのキャプテン担当。
キャッチコピーは「みんなの太陽!あなたのハートにドリブル突破!」
愛称は「たま」「たまちゃん」
赤の子。力強いボーカルと動きの大きなダンスでライブを盛り上げる特攻隊長。
3人体制になってハモリを担当することになり「テクニカルのたま」と呼んでほしいらしい。
振りコピがたどたどしかったファンをいじるお茶目なところもあり。好き。
VRアイドルである彼女たちはバーチャル空間をメインに活動しています。
外見が3DCGなこと、活動場所がVRの中なこと以外は普通のアイドルさんと変わりません。
続いては、えのぐを知る中で自分が驚いたことを紹介します。
スクリーンの中で活動
えのぐの活動はバーチャル空間(スクリーン越し)で行われます。
演者のリアルな活動がないためリアルの接触がありません。
(かつてバーチャル握手会は行っていたようです)
ラジオをやったりゲーム実況をやったりしているのはVTuberに近い気がします。
VTuberに近いといえばアバターなので基本的に冬も夏も3DCGの外見が変わりません。
相貌失認症気味の自分にとっては区別がつくのでありがてえ話です。
※22/7やVALISのようにリアルとバーチャルを行き来するアイドルもいます。
【『必然的レゾンデートル』LIVE ver.】VALIS「熱愛フローズン」【Act.2】
パフォーマンス映像は録画じゃない
自分も初見はどうなのか分かっていませんでした。
えのぐのパフォーマンスはリアルタイムです。
MCとの掛け合いもできるし、アクシデントも発生します。
3周年ライブでは公演中に地震が発生したため休止のアナウンスを行いながら急遽MCで場をつなぎました。
この模様はYouTubeのアーカイブで確認することができます。
さらに生バンドに合わせてパフォーマンスできるくらい音と映像の同期をとっているのです。
違和感がなさすぎて受け入れちゃいますが、落ち着いて考えるとサラッとすごいことをやっているはず。
映像に過剰な演出がない
765 MILLIONSTARS LIVE 2023 Dreamin' Groove
2019.4.7 えのぐ1周年記念ARライブ - 絵空事【DMM VR THEATER YOKOHAMA】
2020.12.29 絵空事 - えのぐワンマンLIVE2020 「だからいま、ここにいる。」
VRステージではスクリーンの中で派手なエフェクトが使えることも特徴です。
えのぐもかつては使用していた時期があったようですが、現在は黒一色の背景でアイドルが踊るだけの構成になっています。
(スクリーン外でステージから照らす照明演出はあります)
(でもたまにはスクリーン内演出も見てみたい)
画面演出に頼らず3人だけでステージを成立させられるのは、彼女たちの歌とダンスに存在感があるからでしょう。
これに気付いたときに、えのぐって凄いアイドルなんだなと思いました。
それと自分の結構気に入っているポイントが、画面の中にステージが描かれないこと。
通常オンラインライブではモニターの中にステージを描かないといけません。
えのぐはライブハウスでパフォーマンスをする際はステージの無い背景で踊ることが多いです。
ここが普通のVTuberには無い演出だと思います。
客席が見えている
えのぐのライブは双方向のコミュニケーションが取れることも驚きました。
客席の様子をえのぐ達もリアルタイムで見ています。
今夏のワンマンライブでもひなお、あんずの2人が一度捌けて環オンステージになった際、赤のペンライトで埋まった客席を見て「赤1色に変えてくれてありがとー!」と反応してくれました。好き。
でも2人が戻ってくるとあっという間に3分割になり「もう変わっちゃったね」とずっずに軽く煽られてしまいました。絶許。
ライブ以外にはラジオやゲーム実況も行う
先述しましたがライブのない平日はYouTubeやMildomなどネット上の活動とラジオ出演が主な活動になります。
(この部分を書いている2023/9/12に9月いっぱいでのラジオ番組の終了が発表されました。悲しい…)
【生ラジオ】またまた新企画〜〜〜!!!!「"なりきり"ツイート大喜利」に挑戦!!!!! / 他「えのコミュ / 生放送:2023.08.08」
オリジナル楽曲の多さと幅広さ
えのぐの楽曲は50曲近い楽曲があり、カッコイイ系、可愛い系、バラードとレンジに幅があります。
自分のお気に入りをいくつか紹介します。
本当に断片的なのでみんなMVとかライブ映像を見て!!!
フラストレーションガール
タリナイ、タリナイ。
自分がえのぐにハマった直接のきっかけ。
VRアイドルってなんぼのもんじゃい、と舐めていたところ張っ倒されました。強い。
星は三度瞬く
星空は 何度でも瞬く。
3人体制になってから初めてリリースされた楽曲。
常に順風満帆ではなかったであろうえのぐだからこそ重みがあります。
Possible
セカイを裏切っても 君の手は離さない。
洋楽のようなリズムとメロディー。
生バンドver最っっ高にカッコ良かったです。
イレイザー☆ビーム
今日も 君を 君を 君を。
キュートなメロディーとダンスなのに歌詞が切ない。
サビの振りコピを目下練習中。
僕らへの詩
“君”がいたから “僕ら”になれた。
MV公開の2022.12.31は夏目ハルちゃんアイドル活動卒業の日でした。
泣いちゃう;;
ジワジワ好きになるパターンもあれば、自分のように1曲で沼にハマることもあると思います。
私の「フラストレーションガール」のようにあなたにとっての特別な1曲が見つかりますように。
おわりに
さてそろそろ締めます。
この記事を読むまでえのぐを知らなかった人に、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
X(旧Twitter)、YouTubeをフォローして、曲を聞いて動画を色々見てほしい!
そして願わくばぜひ現地に見に来てください!
※筆者の現地は2回です
えのぐのワンマンライブは
・周年 毎年3~4月
・夏 毎年8月
・冬 毎年12月末
の年3回行われます。
今年の夏の会場はKT Zepp Yokohama(MAXキャパ2,000人)でしたが、残念ながら席が埋まりませんでした。
冬は日程も会場も未発表ですが、えのぐ達に「チケット完売しました!」と言わせたい。
アイドルとしてのパフォーマンスがしっかりしているし、現地で感じる音圧はモニターからじゃ絶対に伝わりません。
何卒よろしくお願い申し上げます。
というわけで簡単ですがえのぐを紹介する記事でした。
次は「アニメファンこそえのぐにハマってほしい!」という記事を書こうと思います。
では!
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