彼へのきっぷを手に。
私は、必要なことを無理やり自分に押し付けていたのかもしれない。私自身が必要だと思い込んでいた中で自分の手からなかなか離すことが出来なかったのかもしれない。
今の私は本来の私だと思える。
だって、今までやってきたことから区切りをつけようと決意している中なのだから。
今までの私は、嫌なことをやったり、甘えることが出来なかったり、していた私。
例え、逃げようと自分でしても自分で理由を無理やり付けて、その場にもう1人の自分と居ることを決断していた。
今、本当の私だから言えるのは、「相当、自分で自分を傷つけてしまったんだな」っと今は分かる。
周りと合わせる必要なんてないのに、合わせて無理をしたり、自分のペースを無視したり。
そんなことが年がら年中あった。
いいように丸めくるめられたりしてるのに気付かないフリをしていた。
でもね、あの時は必要な物を分別することも出来なかったし、する勇気もほとんどなかった。
でも、今は違う私は私。
そして、必要な物を分別出来る。
自分で自分を縛っていたものを
今なら、溶かすことができるはず。
自分で自分を縛っていたものが例え「雪」だとしても自分で凍ってしまった部分を溶かすことができる。無理に寒く、1人ぽつーんっといるような場所に自分を置く必要はない。
本来の私は、いちめんお花畑で空気や自然がいっぱいの中で私の隣に彼が居るところで発揮される。
彼は今、ずっーと1人でその「温かい世界」に居る中で、私は「寒い世界」に1人。お互い片割れ同士一緒の世界の方がいいと想う。
だから、まずは私が自分を溶かし、彼のもとに私は自分で自分の足でどんなに時間がかかっても、偽りの自分はもう捨てて、会いに行くから。
今、やっと自分で買って
手にしたきっぷを胸に電車を待つ。
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