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脱サラ医学部再受験して20年経った医師のその後. 時々箱根別荘生活. 10)箱根は暑い?涼しい?寒い?

箱根の別荘マンションの引き渡しを受けて、
苦労したのは「寒さ対策」でした。

購入したマンションは2LDKで、築約40年をリノベしたばかりのものでした。
鉄筋コンクリートではありますが、
実際住んでみるとサッシ窓含めて断熱は不十分な環境でした。

寝室の和室の窓とリビングとの区切りには障子がついていました。
窓一杯の緑の景色も気に入ったため、
リビングのカーテンの設置は後回しにしていました。

マンションの引き渡しはゴールデンウィークの中日に行い、来るべき夏はどうしようかと考えていたのですが、管理人さんと話をする中で、

「最近は箱根の夏も暑くなってきて、
エアコンをつけるご家庭もあるようです」

ということなので、
エアコンは必ずしもなくても良いものなのかと理解しました。

ただ、犬がいるので夏場暑くなることを心配しましたし、
今後どんどん日本の夏が暑くなることを想定すると、
いずれはエアコンを設置しないといけない予感はありました。

ひとまず、何もないのは心元ないので、
デロンギの空気清浄機能付き スリムファン 夏冬兼用 扇風機
を用意しました。

カーテン設置前でとりあえずデロンギの空気清浄機能付き スリムファン 夏冬兼用 扇風機

日常の湿気対策の除湿器は、
不動産やさんがそのままプレゼントしてくれました。
除湿器は、バスルームに排水管の先をおいて、
基本的に一年中つけっぱなしです。

初めての夏は何とかスリムファンで乗り切りましたが、
やはり湿度が高く、日中は犬たちがたまに「ハアハア」していました。

夏を経験してわかったことは、やはり箱根は「山である」ということ。

特に夏は雷が多く、突然ざっと雨が降り
その後晴れるということもしばしばあります。

東富士駐屯地の陸上自衛隊演習の山々にこだまする砲撃音に加え、
ゴロゴロと言った地響きを伴う雷の音は、
犬たちにとってはかなりの恐怖
のようで、
音のたびに犬たちは震えており
(これは箱根に限らず普段の自宅でも、花火大会の時も)
犬たちにとってはかなり辛い体験をすることになりました。

夏場の湿度が高いことや、徐々に気温が箱根でも高くなってきたことから、4年目の夏にエアコンを設置しました。
必ずしも夏場毎日使用するわけではありませんが、
やはり設置してよかったと思っています。

そして問題は冬です。

冬場の箱根は、地元住民や別荘族がスタッドレスタイヤをはいてきていても、ノーマルタイヤでドライブに入る観光客が一定数存在します。
その巻き込まれ事故が多いので、冬場、特に気温が低い季節は、
来ることを勧めないと不動産やのお兄さんに助言されました。

1年目の冬は箱根へ足が向かなかったのですが、
2年目の冬は、たまたま運よく年末に数日過ごすことが可能になり
いざ箱根へ行ってみたのですが、
朝晩の冷え込みがかなり厳しいものでした。

夜も大分寒かったのですが、
朝起きると室温が2℃くらいまで下がり、
ホットカーペットとデロンギの温風機を使いましたが、
厚着をしても震えてしまうほどの寒さだったため、
急ぎ自宅に帰って、断熱効果の高いカーテンを注文しました。

マンションが作られた際にFFガスファンヒーターというものが設置されていたようですが、私の部屋はすでに取り外されており、ガスの配管も閉じられていました。

とてもではないですが、生命の危機を感じるほどの寒さでしたので、
急遽ガス会社(レモンガス)と相談し、
ガス給湯器の配管からガスファンヒーターの配管をとれる工事をし、
ガスファンヒーター設置しました。

リビングが18帖と広く、
一番寒さの厳しいお正月から2月頃は、
室温がなかなか10℃を超えるまでに時間がかかり、
犬たちの為にも電気のホットカーペットも併用しています。

結局、犬たちも冬場はホットカーペットの上に丸まって動かなくなるので
真冬の寒い時期の箱根長期滞在はほとんどしていません。

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