見出し画像

ラフ

1987年から89年まで少年サンデーで連載されたあだち充先生による水泳漫画。

あだち充先生はスポーツ漫画を描きたいのではなく、スポーツをしている人の恋愛を描きたいと何処かで見ましたが、この漫画も高校生の恋愛・部活(水泳部)がテーマです。

ただ、絵が上手いので、恋愛がメインでも水泳や野球のシーンは綺麗なフォームで、臨場感がアップします。

文庫版は全7巻とストーリーは短めでテンポよく話が進み、あっという間に最終回。

最後のコマ

ヒロインの二ノ宮亜美は最後まで主人公かライバルかどっちが好きが悩んでいましたが、主人公が試合前に聴く音楽のカセットテープに録音して想いを伝えました。

そして、主人公の大和圭介と、水泳兼恋のライバルでもあった仲西さんとの最終レースの結果や、その返答は描かれる事なく読者に想像させる形で話は終わります。

ラフは水泳のイメージとも相まって終わり方も含めて読んだ漫画の中で1番爽やかな漫画です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?