【容疑者Xの献身】誰も救われなくてつらい
容疑者Xの献身がテレビでやっていましたね。
たしか当時映画館でみた気がします。
映画やドラマなど、結構面白くても展開をすぐ忘れちゃうことが多いんですが、この映画は印象が強くて最初のホームレスのシーンで全てを思い出しました。
思い出してからはもうね、全てがつらい。
特にストーカー行為を行うシーン。一体石神さんはどんな想いでこの写真を撮っているんだろうか…って今思い出しながらもう泣きそう。
初見では石神怖いし気持ち悪いよ…って思ってたのに、今はもう、やすこー!ばかー!はよ気づけー!って思っちゃう。
でも、あの弁当屋で工藤さん見かけて睨んでた時、嫉妬で睨んでたと思ったけど(それもあると思いつつ)、あの時にストーカーすること思いついたんかな?すごいな、石神さん。
あと、拘置所?での四色問題のシーン。何にも気づかず泣いてたけど、「隣同士が同じ色になってはならない」ってセリフは石神さんと花岡母娘のことを言っている、っていうのを見かけて、ひぃー(嗚咽)!!!ってなったよね。つ、つらいー…石神さんの愛ー😭深いー😭😭😭
湯川先生もなんでやすこさんに言っちゃうかなあ、言ったら絶対罪を償うってなるに決まってるじゃん!って思ったけど、湯川先生は石神さんの友達として、石神さんのやすこさんへの愛を知ってほしかったんだろうなと思うし、石神さんも最後に「どうして…」って言いつつも、やすこさんが一緒に償うって言ってくれてちょっと嬉しい気持ちになったんじゃないかなあと思うと、救いがない話だなあと思いつつ、気持ちが伝わってよかったなあ、とも思う。
あと、最後のやすこが罪を認めたあとも、石神さんが認めてないシーンでまた泣いちゃう。どうして、のシーンもだけど、やすこの幸せを願って子供のように駄々こねてる感じがしますよね。初めての愛だから子供っぽいかんじになっちゃったみたいな。
後味悪いようでまた観たくなる良い映画でした。
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