不登校支援という危うさ⑥

私はいつも、今の時代、絶対に公務員にはなってはいけないと言っています。私がそもそもこういう考えなので、公務員には全く何も期待してないわけですが、これは翻って、自分でモノを考えないといけないということでもあります。つまり、そのように考える私は、私は私で、いろいろ考える義務を負っているということになります。

ちゃんと税金を払っているのに公務員を信用できない時代を生きることになってしまい、自分で自分を不運だなと思います。皆さんの中には、公務員を信用できないなんておかしい、って思う方もいるかもしれませんが、いくつか前の記事でも書いた通り、官僚的なシステムは腐敗が早いんです。宿命なんですよ。そうならいように手を打たないといけなかったのですが、日本はそういうことが苦手な国で、現状かなり酷い状況なわけです。だから仕方ないですが、住民の方が多少頭を使って考えるしかないです。

日本はこれから本当に不確かな時代に突入します。これから公務員になるような人は未来がまったく読めてない人ですので、そういう意味で優秀ではないわけです。だから、私は、そういう意味もあり、公務員を全く信用してないので、学校なんて週に三回くらい午前中だけ行っていればいいんじゃないの?くらいに考えています。バカみたいな詰め込み勉強もやめるべきだと思います。今の教育システムは人質システムと変わらないです。先生が優秀じゃないってことは、ある意味で子供を人質に取られているようなもので、だから私は、できたら授業の様子をモニターで確認できるくらいはしてほしいと思います。何されてるかわからないからです。それが嫌なら、もう先生なんて全員首にして、日本で一番優秀な先生がオンラインで授業すればいいと思います。

私は、これからの時代、どこの高校にいったとか、どこの大学に行ったとか、学歴はさほど重要じゃなくなる時代が来ると思っていまして、不登校のお子さんの進路を、今の基準にこだわって心配する必要はないのではないかと思います。私は、今の時代だからこそ、たとえば中卒で寿司職人になるような生き方も、十分にすばらしい生き方だと思います。私は本当に高学歴のロボットみたいな連中が大嫌いで、中卒とか高卒とか、学歴でまったく差別しません。ただ、道徳教育だけはしっかりしてほしいとは思いますが。

元来、そもそも、世の中というのは、難しい勉強をしてなくても、みなに道徳さえあればうまく回ると思います。そもそも教育に必要なのは、まずは道徳教育です。これが今は本当に軽視されてる。これはおかしいんですよ。道徳のない高学歴連中が、とにかく競争することが正しいと思い込まされて作ったのが今の社会で、これが今、急速にたちゆかなくなっているわけです。だから、こんな教育を今は根本から変えるべきなのに、変える気配がない。

同じことを何度も繰り返しますが、保護者が賢くなって、哲学をもって、子育てに臨む必要があると思います。哲学というのはあまり難しく考えずに、周りの価値観に左右されず、子供の幸せを一番に考える、というような理解で良いと思います。子供を追い詰めるような育て方ではなくて、感性を育て、良い部分を伸ばしてやるような育て方です。とはいっても、皆さん、急には今の考え方をなかなか変えられないでしょうから、まずは、他人の生き方を尊重するようにしてほしいと思います。職業に貴賎はありません。これは本当にそうです。他人を下に見ず、人それぞれの生き方を尊重できるような社会を醸成する必要があると思います。他人に優しくなれる社会を作るべきです。詰め込み勉強しかしてない高学歴ロボットがマウントをとりあってる今のようなギスギスしたブラック社会は異常なんです。皆さん早くそれに気付いてください。

以上


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