僕の東大受験〜国語編②〜
前回更新から2週間ほど経ちました、eFRMです。
今回は古文の高3編と漢文について、僕の受験勉強を語ろうと思います。
まずは古文の高3編。
といってもやっていたことはシンプルで、東大特進の栗原先生の授業をほぼメインにしていました。
先生の授業の基本スタイルは 文章を読解し、その解説をしていく中で、重要表現や単語、古文常識についても解説していくものです。
これは基礎的な単語力、文法力を身に着けた人が受けると得点力がアップする講座のように思えます。
僕自身はこれに頼った結果、直前期の過去問演習で「あ、これ栗原先生の授業でやったところだ!」みたいな感覚で得点がとれたのでやって正解だったと思ってます。
本番はそれを超える難易度でしたが‥。
ちなみに、夏に単語力の大幅弱体化に気付いた僕は、栗原先生の授業の資料についてた単語集を使い単語力を取り戻していました。
この資料もいわゆる core meaning から意味を派生させていくタイプだったので、多義語が多い古単を覚えるのに威力を発揮しました。
ちなみに前述した直前期の過去問演習は、言わずもしれた鉄緑会のやつです。
これは、一文一文にしっかりと解説がついてるだけでなく、記述の配点(なんの要素入れたら何点みたいなの)も事細かにあり、さらに実際に解答例を示し、この場合は何点、とも書いてあり、自学に非常に向いてると思います。
僕は、時間を計って解き、解説を読み込む。次の日解き直して、時間があるとき間違えたところや重要ポイントをまた見直す、というオーソドックスな使い方をしてました
お次は漢文。
僕は高1の夏から漢文のヤマのヤマと、早覚え即答法をやっていました。
この2つですね。
どちらも句法や、テクニック的なものを身につけるのに使ってました。
ただ、両方とも共通テスト対応になる前に買っていたので、最後の方に付いてる問題演習的なのはやってませんでした。
使い方は非常にシンプルで、ヤマのヤマを何周かしたあと、早覚えも何周かし、前者は別冊をひたすら読み込んで例文ごと句法を覚える勢い、後者はちょくちょく出てくる標語のようなものを覚える勢い、で読み込んでました。
高2の秋、冬くらいから、「難関大突破、新漢文問題集」という、駿台から出てる問題集をやってました。
マイナーな問題集ではあると思いますが、テーマ別になっており、話のパターンも重要となる漢文の読解の練習としては、結構良かったと思います。
高3になってからは復習をメインにしつつ、夏と冬に東大特進の寺師先生の授業を受けてました。
というか夏と冬だけしかありません。
寺師先生も、栗原先生同様、読解の解説の中で重要事項を解説してくださります。
正直僕が受けてた最大の理由は、声がいいからだったんですけどね(笑)。
もちろん授業内容もわかりやすく、特に記述のポイントをしっかりと抑えてくださります。
過去問演習は古文と同様に鉄緑会のを使ってました。
やり方も同じです。
ちなみに古漢どちらも「得点奪取」を買いましたが、結局やる時間はほぼありませんでした。
皆さんは問題集を買うときはくれぐれも気をつけてくださいね。
最後に共通テスト対策について。
といっても1ヶ月前ほどから、駿台とz会の予想問題集を大体1日おきに、時間を計って解いて、解説読んで‥っていう対策をしてました。
僕は、漢→古→評→小の順で解いてました。
これが無難だと思います。
小説が苦手だったので多少時間がつまってもどうせ点数はあんまり変わらないな、と気楽に解けた気もします。
ただ、漢文満点に命かけるようなのはやめるべきです。
僕は、なかなかその癖が抜けなく漢文に時間をかけすぎて、小説まともに読めないのが結構続きました。
悩んでもわからないものはわからないので(マーク問題の特性上正解も不適当なことも多々あるし)、迷ったら鉛筆転がすのもありだと思います。
僕は、本番もそうしました。
それから現代文は(本番も含めて)解説が解説になってなかったり、正解も不適当と思えることが結構あるので、あまり深く悩まず、条件は皆同じと割り切って考えましょう。
ということで僕の東大受験〜国語編〜は終わりです。
また気が向いたら随時更新してくのでその時はぜひ読んでくださいね。
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