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指導計画作成のヒント 月案2月 乳児

こんにちは。とさかまるです。

さて、保育士として行う業務に指導計画の作成があります。
年間指導計画に月案、週案など…。あげればキリがありません。
この指導計画の作成、得意な先生もいるかもしれませんが、慣れないうちはなかなか大変なんですよね…。かくいう僕も指導計画の作成に苦労している保育士の一人です。

丁寧に時間をかけて指導計画を作成できることが理想ではありますが、中々そうはいかない現実があることも確かですよね!?
それに!指導計画はあくまで計画!ここに時間をかけるよりも子どもたちとの時間に割きたくはありませんか!?!

と、いうことで。指導計画作成のヒントをこの記事にまとめたいと思います。僕がこれまで作成してきた指導案の内容です。細かいニュアンスを変えながら活用できるところはぜひ、ご活用ください!!
今回は月案 2月 (乳児)編です!!


養護(ねらい)

・機嫌よく快適に過ごすことができるように、睡眠時間を長くまとめるようにする。
・一人一人の子どもが安心して過ごせるように、気持ちを受け止めありのままの自分を認めてもらった満足感が感じられるようにする。
・感染症にかかりやすい時期なので、異常に気付いた時には適切に対応する。
・できたことを褒め、自分でやってみようとする気持ちを大切にし、意欲につなげられるようにする。

養護(環境構成、援助)

・午睡時、入眠に時間がかかってしまう子が多いため、余裕をもって一人一人丁寧に寝かしつけるようにする。
・子供の言葉を繰り返したり、肯定したりする等、気持ちを受け止めてもらえた喜びを感じられるように関わっていく。
・子どもの健康状態の把握に努め、変化があれば職員間で情報を共有し、子どもの変化に気づいていくことができるようにしていく。
・自分でできることを増やし、できた時には褒めたり、一緒に喜び自信につなげていく。

健康(ねらい)

・トイレに興味を持ち、トイレに座ったり、排せつが成功した喜びを感じたりする。
・身体を動かす活動を楽しむ。

健康(環境構成、援助)

・着替え時などにトイレに誘いかけたり「シーシー」と感覚を言葉で伝える。成功した時には褒めて喜びを感じられるようにする。
・保育士も一緒に楽しみながら、身体を動かす楽しさが感じられるようにする。

人間関係(ねらい)

・気の合う友達を見つけて同じ空間で遊ぶことを楽しむ。
・保育者に仲立ちしてもらいながら友だちと一緒に遊ぶ楽しさを感じる。

人間関係(環境構成、援助)

・保育者が子どもの間に入ったり、仲立ちをしながら遊びの中でやり取りを発展させられるように、環境を整える。
・友だち同士で遊ぶ姿を見守ったり、仲立ちしたり、保育者が友だちとかかわって遊べるように誘いかけていく。

環境(ねらい)

・冬の自然に興味を持ち、様々な発見を楽しむ。
・冬の自然に触れ、親しむ。

環境(環境構成、援助)

・晴れた時には戸外に出て、風の冷たさなどを感じたり、発見できるように声をかけたりする。
・落ち葉や石や土の冷たさや氷の冷たさ、霜柱の感触に保育士が気づき子どもと冬の自然の不思議さを共有していく。

言葉(ねらい)

・発見したことを自分の言葉で伝えてみようとする。
・保育士や友だちと一緒に遊びながら言葉のやり取り、模倣などを楽しむ。

言葉(環境構成、援助)

・子どもの気持ちや言葉を受け止め、伝わる喜びや会話をする楽しさを感じられるような関わりをする。
・ゆったりとした雰囲気を心掛け、言葉のやり取りやおしゃべりを楽しめるようにする。

表現(ねらい)

・節分に興味を持ち、歌や製作に楽しんで取り組む。
・劇ごっこなど、表現遊びを楽しむ。

表現(環境構成、援助)

・節分の歌を歌ったり、「鬼はそと」など、日常的に節分を楽しめるように誘いかけて遊ぶ。
・歌ったり踊ったりして、のびのびと表現する楽しさを感じられるようにする。

食育(ねらい)

・楽しい雰囲気の中で、意欲的に食事がとれるように工夫する。
・その日のメニューや食べることに興味をもって楽しく食事をする。

食育(環境構成、援助)

・食事の際には「おいしいね」「おおきくなれるよ」など楽しくなれるように保育者が声をかける。
・メニューを伝えたり、食材を伝えたりすることで興味を持てるようにする。

配慮するべき事項

・気温が下がり、体調を崩す子どもが増えている。室温調整を行ったり、手洗いを徹底したりして予防をする。
・新しい玩具を用意することで発達にあう遊びができて生活にもメリハリが出る。玩具に危険がないか発達にあっているかを確認するようにする。
・感染症が流行りやすいため、下痢や嘔吐、発熱があった際には職員で連携を取り、適切に対応して広めないように気を付ける。
・身の回りのことを自分で行おうとする気持ちを受け止めてそばで見守ったり、必要に応じて援助していく。

保護者支援、連携

・感染症については予防や注意を呼び掛け掲示板や連絡帳を使用して園内の状況を知らせていく。
・身の回りのことを自分でする姿は見守ったり、一緒に喜んだりすることで自信につながる大切なことを知らせる。
・健康状態をこまめに連絡を取り合うようにする。

職員との連携


長時間保育

・ゆっくりとした時間の中で安心して保育者と好きな遊びを楽しむ。
・ゆったりとした雰囲気の中で、落ち着いて遊べるようにする。


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