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指導計画作成のヒント 月案5月

こんにちは。とさかまるです。

さて、保育士として行う業務に指導計画の作成があります。
年間指導計画に月案、週案など…。あげればキリがありません。
この指導計画の作成、得意な先生もいるかもしれませんが、慣れないうちはなかなか大変なんですよね…。かくいう僕も指導計画の作成に苦労している保育士の一人です。

丁寧に時間をかけて指導計画を作成できることが理想ではありますが、中々そうはいかない現実があることも確かですよね!?
それに!指導計画はあくまで計画!ここに時間をかけるよりも子どもたちとの時間に割きたくはありませんか!?!

と、いうことで。指導計画作成のヒントをこの記事にまとめたいと思います。僕がこれまで作成してきた指導案の内容です。細かいニュアンスを変えながら活用できるところはぜひ、ご活用ください!!
今回は月案 5月 (幼児)編です!!


養護(ねらい)

・体調の変化にすぐに気付けるように一人一人こまめに確認していく。
・保育者に親しみを持ち安心して過ごせるようにする。
・約束や決まりを守れるようにわかりやすく説明し、安全に楽しく遊べるように配慮する。
・自分の気持ちを安心して伝えられるよう寄り添い、汲みとっていく。
・連休中の疲れや生活の乱れに配慮しながら、落ち着いた雰囲気の中で生活できるようにする。
・ルールのある遊びを通して、ルールを守ることの楽しさや大切さを感じられるようにする。

養護(環境構成、援助)

・保育者から積極的に水分補給するように伝えたり、子どもたちが自分のタイミングで水分をとれるようにわかりやすい場所に水筒を置く。
・スキンシップを取り、安心して過ごせるようにしていく。
・説明するときにはゆっくりと丁寧に伝え、難しいときは個別に伝えていくようにする。
・自分で伝えようとする姿を見守り耳を傾け受け止めていく。
・生活のリズムを徐々に整えるために、十分休息をとれるように配慮する。
・ルールが理解できない子どもには、保育者が仲立ちとなってルールを伝え、一緒に遊びながら理解ができるようにする。

健康(ねらい)

・生活習慣を把握し、身の回りのことを自分で行う。
・のびのびと身体を動かして遊ぶ。
・戸外遊びや運動遊びを通して身体を動かす楽しさや心地よさを味わう。

健康(環境構成、援助)

・難しい時にはわかりやすい言葉で伝えできた達成感が感じられるように声をかける。
・十分に身体を動かせる環境を用意したり、友だちや保育者とルールのある遊びをしたりして身体を動かす。
・保育者も一緒に遊び、集団で遊ぶ楽しさを伝える。

人間関係(ねらい)

・保育者や友だちと一緒に好きな遊びを楽しむ。
・友だちと貸し借りや共有をして玩具を使う。
・活動を通して様々な友だちと関わりを持ち、いろんな友だちと遊ぶ楽しさを体験する。

人間関係(環境構成、援助)

・子ども同士でトラブルが起きないように仲介していき、保育者も一緒に遊びを楽しんでいく。
・やり取りを見守りながら、難しい時には仲立ちしたり、代弁したりして納得できるよう援助していく。
・様々な友だちと関わって遊べる活動を準備しクラスにいる様々な友だちに目が向くようにしていく。

環境(ねらい)

・季節の草花に興味を持つ。
・身近な動植物への興味を持つ。
・春の自然に興味や関心をもって、見たり触ったりする。

環境(環境構成、援助)

・自然に興味を持ち、触れたり見たりして楽しめる様に声をかけたり、一緒に触れたりしていく。
・戸外にある植物に興味が持てるように絵本や図鑑を用意して発見できるようにしていく。
・自然に触れた際の子どもの考えに共感し一緒に楽しむ。

言葉(ねらい)

・思いや要求を言葉で伝える。
・絵本などからひらがななどの文字を拾う
・相手の話を聞き、自分の思いを言葉にして伝える。

言葉(環境構成、援助)

・うまく伝えられないときには落ち着いた空間を作り気持ちに寄り添っていく。
・一日一回はひらがなや絵本に触れられるようなポスターを貼ったり、クイズをしたりして取り入れていく。
・普段から子どもの思いや経験したことについての話を聞き、保育者も自分の話をする。

表現(ねらい)

・音楽に合わせて体操することを楽しむ。
・いろいろな素材で作ったり、書いたりすることを楽しむ。
・友だちや保育者と身体を思い切り動かして思いを表現することを楽しむ。

表現(環境構成、援助)

・好きな音楽を把握し、十分に体操が楽しめる様広い環境を作る。
・素材の名前を伝えたり、触ったりすることで完成を期待して楽しめるよう工夫する。
・保育者も子どもと一緒に身体を動かして遊び、楽しさを共有する。

食育(ねらい)

・食器を手で押さえながら食べる。
・完食する喜びを味わう。
・当番活動を通して食事の時間に役割をもって関わる。

食育(環境構成、援助)

・食事前に声をかけていく。
・自分で食べきれる量を保育者に伝えられる環境を用意し、完食した際には大いに褒める。
・当番活動や配膳に子どもたちが主体的にかかわれるように動線や道具をその都度見直していく。

配慮すべき事項

・うまく言葉で伝えられずトラブルが起きるため仲介していく。
・スキンシップを取りながら安心できるようにする。
・安全に遊べるように十分注意し見守る。
・一人一人にわかるように丁寧にゆっくりとルールを伝えていく。
・保育室に図鑑や絵本を用意しておく。
・みんなで楽しんで覚えたり言葉に触れたりできるようにしていく。
・一人一人の表現を大切にして取り組む。
・連休明けの生活リズムの変化に配慮する。
・気候の変化による体調の悪化に留意する。

保護者支援、連携

・連休明けは疲れが出やすいため体調についてこまめに伝えあい健康に過ごせるようにしていく。
・連休明けは疲れが出たり、生活リズムが崩れたりするので様子を伝え合いながら生活リズムを整えていく。
・連休明けの体調に配慮し生活リズムを整え、健康に過ごせるようにしていく。

職員との連携

・ひとり一人の子どもの様子や、保護者からの連絡事項を伝え合い、情報を共有する。
・園庭や戸外活動の際の危険防止や行動ルールを再確認する。
・保護者が安心して預けられるよう、伝達漏れをなくし職員間の連携がうまくいくようにする。

長時間保育

・落ち着いた環境の中で好きな遊びを楽しむ。
・友だちや保育者と安心して過ごす。
・友だちや年下児と遊ぶ中で思いやりの気持ちを持つ。



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