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一度離れた気持ちは戻って来ないの

急に放りだされて、何があったのか何が悪かったのか生きているのか何もわからなまま。果たされない約束となくなってしまった時間に、いまやっとなんとか折り合いをつけられたというのに軽々しく少しの気遣いと多すぎる言い訳で連絡をされても、もうわたしの気持ちはついていけないの。
あの時、最後にあったとき、お互いに会えたことを感謝して次の約束をして2週間なんてあっという間だし今日の楽しかったこと幸せだと思えたことでやり過ごせるって笑っていたのに。もっと我が儘を言って欲しいって、叶えてあげたいって言っていたのに。欲しいと思うことは間違いじゃないって言っていたのにね。
あれから8ヶ月。行きたかったお花見や夏のサーフィンも全部全部果たされない約束のまま。以前のようには会えないの。あれだけ大好きだったのにね。
あなたの言葉を選んだ優しさやわたしの手を握る暖かい手のひらでわたしは幸せだったし、あなたもそうだと信じてまたねって言ったの。そんなのは夢なのにね。
会いたいというけれど、わたしはあの時みたいにあなたに優しくすることも先に諦めて物わかりのいい女でいられることもできないけれどそれでもいいのかしら。全部信じるなんてできないもの。あなたの言葉の裏を探って精査してクソほど面倒くさい女にしかなれる気しかしないけど。

でもね、元気って連絡が来てほんとに嬉しかったの。覚えていてくれてありがとう。本当に大好きだったんだよ。
たぶんまた会うことになるけど、その時はわたし、あなたの知らないわたしだろうし本当に終わりになるのだろうけど、きれいにあなたを忘れられる言葉を探しておいて。わたしの致命傷になるくらいのひどい言葉をください。じゃないとわたしは馬鹿みたいに縋ってしまいそう。だってあなたはわたしの連理の枝なのでしょう?

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