安座おとめゆり・弘法岩屋・赤城神社 探検ツアー(2022年6月)
こんにちは!西会津やべっち探検隊副隊長の優ちゃんです。
やべっち探検隊とは、自然豊かな西会津町内を探検し、からだの健康はもちろん、地域の皆さんとの交流、そして歴史などを知る機会を通して、こころも豊かになっていくことを目指しています。
私たちの探検の様子は映像と記録に残し、子どもからお年寄りまで、そして病気や障がいがあって現地に行けない人も、地元を離れた人も、それを見ることで一緒に探検している気分になれ、みなさんの「からだ」「こころ」「つながり」の健康づくりにつながればいいなと考えています。
安座おとめゆり群生地へ
2022年6月、今年初めての探検に4名の隊員が出発。
西会津町の6月といえば、おとめゆり。ということで、野沢駅から車で10分ほどの安座自治区へ行ってきました。
おとめゆり群生地は150段の階段を昇った先にあります。
花の見ごろは過ぎていたものの、そこを管理されている地元のお父さんと偶然お会いしました。
花を守るため地道な活動を1年通してされている姿に頭が下がります。
イノシシから花を守るために網で囲ったり、花火を時間を変えて数日おきに打ち上げたりするそうです。花の種は小さいものは腐ってしまうのだそうです。風で飛ぶものもあるし、花がない場所へ手で蒔いてあげることも。この後はかや刈りもしないといけないとのこと。毎年埼玉女子短期大学の学生が手伝いに来てくれるそうです。
管理されているお父さんのお話を聞き、「残してつなげていくのは大変なんだよね」と語り合いました。
弘法岩屋
続いて向かったのは、弘法大師が寄ったと云われる岩屋です。
前々から案内を頼んでいた地元のお父さんと一緒に向かいました。
途中には、どうしてあるのか誰もわからない石像が林の中にありました。不思議ですね。
道はある程度整備されているものの、運動不足の隊員にはちょっときつい登り坂。途中、景色を眺めたり、地元のお父さんのお話を聞いたりしながら、30分弱で岩屋へ到着。
この日は仙台方面から10名以上の団体さんも登ってきて、岩屋の周りは大賑わいとなりました。
案内を依頼したお父さんが、岩屋のカギを開けてくれたので、めったに見れない中まで見学。
この岩山の上まで材料を運び、建物を建てた昔の方々の仕事ぶりに、感心するばかりでした。改修も必要だけど、やれる人がいるかなと心配されていました。
岩屋の先には清水が湧き出てくる場所があります。その清水を使って習字をすると、字が上手になると云われています。
人一人がやっと通れる道なので、隊員で清水にたどり着けたのは2人だけ。高所恐怖症の隊員は断念しました。写真は残念ながら撮れませんでした。行った人だけが見れる、特別な場所ですね。
赤城神社
最後に向かったのは自治区の入り口にある赤城神社。
大きく立派な木が3本、目に入ってきました。
コウヤマキ、アスナロ、モミの木のようです。昭和55年に町の天然記念物に指定されたそうです。
大きな木がタオルを絞ったようにねじれて立っている姿にはびっくり。
神社は大きな木に覆われ、木陰になっていて、山登りでかいた汗がひいていきました。
今回の探検は、心地よい汗をかき「からだ」も健康にもなりました。また地元のお父さんたちとの交流で「つながり」も感じられ、「こころ」も豊かになった探検でした。
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