アグネスチャンがマザーテレサに 「苦しんでいる人々を救うために私は何をすればいいですか?」 と尋ねたら、 「まずはあなたの側(そば)にいる人のために尽くしなさい。」 と答えたそうだ。 この会話文は正確ではないが、まあそんな話らしい。 顔も知らない人々のために何かをしたい。 それは余裕のある人間のエゴにも見える。 がしかし困窮している人にとったらそれでもありがたい話だ。 マザーテレサの言葉の大事な所は 「あなたの側の人」 が誰なのか?なのだと思う。 私はそれは紛れもなく家
私の夫はペンキ屋さんだ。 よく夫の職業を聞かれる事がある。 「ご主人はお仕事何をなさってるの?」とか 「世帯主の職業は?」とか。 そんな時 「ペンキ屋さんです。」 と言ってみる。 人によっては、勝手に何かを察してそれ以上聞いて来ない事もあるが、 「塗装工ですね。」 と言い直される事もある。 塗装工って感じじゃないんだよなぁ。 ウォーリーを探せのウォーリーにペンキの缶とハケを持たせて、赤や青や黄色のペンキを、可愛いお家の屋根や壁にぬりぬりしてるイメージしかないから。
私の息子は小説を書く。 学生ローンで借金して自費出版した短編集。 親としては大量に買い取って親戚友人職場に配りたかったが。 それが美味しいケーキやお惣菜なら喜んでもらってくれるのかもしれないけど。 小説だからなぁ。 内容は自分の人生を悲観した自虐的なやつ。 親の人格否定などがてんこ盛り。 結局その本は妹にだけあげた。 その妹の感想は 「村上春樹っぽいね。」の一言。 村上春樹はノルウェイの森しか読んだ事がないけど似てるのかな?息子の小説。 他のも読んでみようかな。