季節を追いかけて
雪山を見た
友人と移動の最中の車窓から
ずっと先にある山に残る雪を眺めながら
まだこの季節は、継続中であることを痛感する
まだまだ春は遠いようだ
年が明けてしまったものだから
凍てつく寒さより
まだしっぽが見えない春にすっかり気持ちが振れてしまった
今にも羽ばたきそうなふんわりしたお袖のギャザーは
長きにわたって逢うことが叶わなかった友人を
ぎゅっと抱きしめた時
まるで時間の隙間が急速に埋まっていくように感じた
大好きなお洋服がとりもってくれた
とっておきの時間は
重いアウターを脱ぐ季節に
再び訪れてくれる気がして
わたしはまた『ピエタ』に袖をとおしたくなるのだろう
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