あいだにあるもの
カーライルジャケットとわたしとの間には
背伸び感とジャストの中間くらいの距離があって
カーライルジャケットを羽織るときは
自然体の自分を意識し
できるだけ気負わないことを心掛けるようにしてきた
たくさんの引き出しが混在するカーライルジャケットには
今のわたしの精一杯に応えてくれる、程よい余裕のような佇まいが
そこにあると感じるからだ
今日のようなワンピースの上にサラッと羽織るときは
最初に袖口を軽く折り上げてみる
うん、なんだか余分な部分がそぎ落とされて
抜け感が出たように感じる
バッグは斜めがけかな・・・
ebagosのレザーの質感と
こだわりが感じられる生地の部分が交差したとき
”こどもっぽさ” より ”きちんと感” がちゃんと存在しているところは
素材が持つ上質さがあっての事だろうと実感する
アクセサリーやソックス
今日の気分をちょっとずつ選んでゆく
そこかしこに散りばめたカラーの法則のなかに
さりげなく置いたパールのネックレスは
自分でも思いがけず、心地よい違和感となって
その日なくてはならない存在になったようだ
鏡を眺めて最終チェック
こころにひっかかる『違和感』があると思えたとき
気になるくらいがちょうど気にならない
納得のジャストなコーディネートになったといえる
さぐりさぐりそれを探し当てる作業こそが
自分自身のこころと向き合う時間だったり
おしゃれ心を長持ちさせる秘訣になっているのかもしれない
その作業が楽しいから
やっぱりおしゃれはやめられないと思ってしまうのだった
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