『狂神』パンテラ(ヴァサラ戦記)
「いつか覇王になって見せろ！！ ジンちゃん！」
演：たろちゃん組
①まずは「概要」が大切なんだよ☆
「ヴァサラ軍」の十一番隊隊長にして、十二神将の一人。
他の隊長とは一線を画す破天荒なふるまいから、『狂神』の異名を付けられている。気性も荒く、敵や罪人相手には容赦なくその残虐性を表す。
ヴァサラ軍には行ったのは『ヴァサラや十二神将といった強者といつでも戦うことができる』から。
軍師長のシンラによる部隊評は「戦専門・戦闘狂集団」。
「そりゃ名案だッ！ 総督ッ！ それならいつだって楽しいッ！」
また、野盗団時代の経験なのか『無の極み』についても知っているなど少々不思議な点もある。
②いまこの「容姿」でも同じ台詞吐ける？
破天荒らしくところどころハネている朱色の髪。また、当初は白いTシャツ着用だったが、キャラクターが固まり始めてからはヒョウ柄のシャツに黒い皮ジャケットを着ている。
また、十一番隊の面々は顔面等々に入れ墨を入れているのだが、パンテラはそういった装飾は少ない。
③……あれ、なんか「人物」重くね？
大雑把にいえば「自由奔放」「奇想天外」であり、常に自身が楽しいと思う事を最優先に生きる気分屋。なにより強者に目がなく、発見すると我先にと戦いを挑む戦闘狂。
その姿は一見すると身勝手な暴君にも映り、感情表現も語尾に「❤や★」が加わり少々はしたない部分が目立つなど、ヴァサラ軍においても他の隊員たちからは恐れられている様子。
しかしその本質は、自分にも他人にも嘘を付けない裏表のない性格であり、加えて圧倒的なカリスマ性と独特な『審美眼』を備えている。
彼が戦いを好むのもその独特の価値観から『命の取り合い』を言葉に変わるコミュニケーション手段と考えているからであり、こうした型にはまらないパンテラだけの魅力や能力こそ、彼を十二神将の一人足らしめている要素に他ならない。
また、十一番隊はこういったパンテラの魅力に引き寄せられた者たちが集まっており、互いに譲れない信念や矜持を持ちながら団結しているのは、隊長である彼の影響が大きい。
それは『”仲間”の夢は笑わねェ』という隊訓にも表れており、パンテラも十一番隊のファミリーたちも、互いの生き様を笑いこそすれど嗤う事はない。
「ボクちゃん達は馬鹿だけど、”仲間” の夢は笑わない……！」
④イくよ……ピエトロ！！(能力)
音の極み：【人喰い道化師(ピエトロ・ピエロ)】
五神柱の基礎格の一つである「雷神柱」の力が派生して覚醒した極みの力。発動すると攻撃がそれぞれ『音』を奏でるようになり、パンテラはそれらの調律を剣技に応用して、まるで道化師の様な多彩な攻撃を繰り出す。
剣技自体も他の隊長と比べてかなり異質で、柄を逆手で持ち基本片腕で振るうのだが、敵の抜刀攻撃といった高威力の技も難なくさばいている。
・道化師の狂宴(クレイジーサーカス)
一定範囲にパンテラが音を奏でる『指揮圏』を展開し、その内部では光と音による幻覚が現れる。中に囚われた敵はパンテラのタクトによって混乱状態に陥り、訳も分からないまま踊り斬りにされる。
攻撃にはそれぞれ音楽に用いられる「強弱標語」が当てられており、その内容によって威力や攻撃方法が異なる。
(なお、この『指揮圏』内における攻撃の威力は彼の愛刀である『人喰い道化』及びパンテラのボルテージに左右されるため、最大限界の力を発揮するには非常に繊細な技術が要求される。)
・傷だらけの人形(スカ―ズパペット)
敵を斬りつけるごとに威力が増していく連撃技。一太刀ごとにおよそ二乗の威力が上乗せされて行き、一対多の状況や集団戦においてすさまじい殲滅力を発揮する。なお、連撃が止まって一定時間で威力の乗算は解除される。
⑤今日から君は「仲間(ファミリー)」だ！(人間関係)
・ヴァサラ
伝説の覇王と聞いて、いつも通り戦いを挑んだあげく何度もコテンパンにされた相手。「儂を狙うなら」と直々にヴァサラ軍へ取り込まれた。
・ラショウ
同期であり隊長同士でもある二人だが、自他ともに認める犬猿の仲であり、十二神会議の最中に殺し合いを始めてしまうほど。一方で互いの実力は認めるところであり、抱く感情は並々ならぬものがある様子。
部隊番号も、１と１１でぞろ目になっているなど、ところどころで二人の関係をにおわせている。(ラショパン)
「鬼神ラショウを舐めるなよ？❤ ぺろりんちょ♪」
・ジン
「覇王になる」と豪語したところを気に入ったのか、パンテラ直々にヴァサラへ働きかけて自らの隊員として迎え入れたお気に入り。感覚的に彼の秘める力を見抜いている節があり、ジンにとっても十一番隊は非常に成長に適した環境……かもしれない。
「ようこそ！ ”最低最悪” のぉ！！ ”パンテラ十一番隊” へッ！！」
・十一番隊の面々
十一番隊はパンテラを頭領とする野盗団を丸ごと引き込んだ部隊であり、副隊長のニルヴァーナとスレイヤー、参謀ツェペリン、幹部兵のクイーンらによる少数精鋭。揃って強面だがジン曰く「見た目の割にいい奴」とのこと。
このように、十一番隊は国中の破落戸やならず者を集めて紐を付けておくための部隊という側面もあり、腕の立つ悪人を取り込むのは、昔からよくある手段なのかもしれない。
なお、稀に新入隊員が来るようだが怖すぎてすぐに去っていくためか、彼らもパンテラと同じように、ジンの入隊をおもちゃとして喜んでいた。
ニルヴァーナ
「あのバカ、新しいおもちゃができて随分喜んでるみたいだ。」
⑥おもしろそうな「余談」はっけ～ん❤
・カリスマな性格からか、それともセンシティブな発言が多いためか一部のファンから熱烈な支持を受けている。
・シネマンガフェスタVol.2でも大暴れし、衣装が展示されたほか、終盤には一瞬だけ登場したかと思えば観客に対して「馬鹿だね～」と言い放ちブーイング(という名の喝采)を浴びた。
・引用リンク
ヴァサラ戦記再生リスト
「ヴァサラ戦記」～技の書～(公式資料)
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