『鬼神』ラショウ(ヴァサラ戦記)
「俺は約束を守る男だ…!」
演:おざき映画館
①海を裂き、天を割る「概要」!
主人公陣営の「ヴァサラ軍」にて「十二神将」の一人に名を連ね、覇王ヴァサラの右腕とも言われる一番隊隊長。
鬼神と呼ばれる理由は、鬼の様に厳しい隊長……というだけではなく本当に【鬼】だから。
②「容姿」さんだ!
黒や灰のタンクトップを着ており、演者である「おざき映画館氏」の魅惑的な上腕筋が露になっている。ウィッグはロングの金髪で、黒いマスクを付けて口元を隠している。鬼と人間のハーフであるが角は生えていない。
(ヴァサラ世界の鬼には角が生えていないのかそれとも仮装予算の都合か)
表現しきれてはいないが、11~12話では彼の過去の一部が明らかになり、グロ目な音を立てて人を喰っていたことから、鋭い牙もあったりするのだろううか。(なお、この時はトレーナーだったため多少暖かそう)
③「人物」? そんなものオレに必要ない!
部下や同僚たちには何かときつく当たりがちで、基本的に不愛想。
(ジンからは、アシュラやファンファンと合わせて「ローテンションTOP3」と揶揄されている。)
ジンの事を小僧と呼び無理難題に近い修行のアドバイスをする、敵方であったヒルヒルを「気分」で自身の隊に入隊させるなど、面倒見はよさそうなアニキ肌。
それもそのはず、彼はヴァサラの一番弟子(付き合いはファンファンやエイザンなどの方が長いが厳密に彼らはヴァサラにとっては同僚や部下に当たるため)であり、そっけないふりをして度量深く気まぐれな師匠の影響を強く受けていることが伺える。
過去はその特殊な生い立ちから人社会と妖怪の社会両方から半端者として迫害されており、拗れた末に人食いに走ったところをヴァサラに制圧された。
④自在にその「能力」を引き出せてこそ、一人前だッ!
妖の極み:【百鬼夜行】
五神柱のどれにも属さない特殊格の極み。
両腕をだらりとぶら下げてから徐々に水平に構える独特なポーズから、様々な妖怪の力を「妖力」として具現化して戦う。
・大天狗(おおてんぐ)
偉大な天狗の妖力をまとい、紫焔を纏った強力な一閃を見舞う技。
12話にて、夢幻軍副官の「涅槃」と交戦した際に使用され、敵の能力で
「本来の半分の威力」しか発揮できないにもかかわらず、一撃で葬った。
・風狸(ふうり)
呼び出した風狸の妖力を纏わせた風の斬撃を浴びせる。発動が早く低負荷なのか、出会いがしらから戦闘中盤まで幅広く使われている。
半妖の再生力
彼は半分妖怪の血が流れており、そのため人間に比べて肉体の強度と再生力が非常に高い。その強さは、剣で腹に穴をあけられても「たったそれだけ」で済ませてしまうほど。
⑤で、何で「人間関係」なんだ? パンテラ。
・ヴァサラ
彼の師匠であり親しみを込めて(?)「ジジイ」と呼んでいる。
※追記
2023年11月4日に投稿された「『ヴァサラ戦記』質問コーナー」によれば、入隊時期はイブキやハズキといった隊長たちよりも後の事であると判明した。
また、過去編(第30~44話)までの内容から、カムイが就くはずだった一番隊隊長は彼亡きあと空席となっていることが伺える。そのため、後の入隊から空席であった一番隊の隊長に就任したというこの事実は、ヴァサラとラショウの間に他の十二神将にはない特別な関係がある可能性が浮上した。
・ジン
同じヴァサラを師匠とする弟弟子にあたる。その影響か入隊したばかりの頃にこっそり様子をうかがっていたりしたが、ジンが一人前に近づくにつれて、不愛想な対応を取り戻しつつある。
・パンテラ
同期で入隊した相手だが、自他ともに認める犬猿の仲。作中でも任務中や会議中など所かまわず衝突しており、仲間たちから諫められることもしばしば。
しかしその実力は互いに認めるところであり、同じく「ヴァサラを超える」という信念も共通、隊の番号も「1と11」でぞろ目になっているなど、何かとつながりは深い。
・アシュラ
あまり接点のないように見えたが、二期にてアシュラが裏切り者であることが判明した際に、何かしらの接触を受けている様子がうかがえる。回想の後に意味深な表情でどこかへ向かったことからも、裏切りやその目的に関して何かヒントを与えられていたのではないかとも考えられる。
・ヒルヒル
第11話で、涅槃との戦いの後に弟子に取った謎のアフロ。理由は気分とのことで、ヒルヒルからも『ラショ兄』と慕われているが、これ以上の馬鹿弟子が増えるのはごめんとのこと。
⑥そりゃあ俺に対する「余談」か?
・服装がタンクトップなために、演者のおざき氏曰く「気温が低くなる時期の撮影はかなり寒い」らしい。また追い打ちをかける様に夏場の撮影が蝉によって中断するため、より寒い時期での撮影が増えることが予想される。尾崎氏の明日はどっちだ。
・「ヴァサラ軍の二番手」というような紹介のされ方をしたが、他の十二神将が先んじて活躍する中あまり登場がないせいか、「本当は弱いのではないか」と言われがちである。
確かに、劇場版では人員不足でおざき氏がラスボスなためヒムロに速攻で無力化されてしまい、その後もカムイ軍の副官に(その後圧倒するとはいえ)手痛い一撃をもらってしまったことなどが影響しているのだろう。
・薄着でセクシーかつパンテラとのじゃれ合いを頻繁に起こすため
「ビャク×ユダ」などを愛好する一部のファンに人気な様子が散見される。
・引用リンク
ヴァサラ戦記再生リスト
ヴァサラ戦記~技の書~(公式資料)
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