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約5ヶ月の土星逆行から順行に戻る 『自己変容の時』


10月24日〜11月22日は蠍座シーズン。

賑わいのあったハロウィンも過ぎて、6月18日から約5ヶ月ほど逆行していた土星が11月4日 順行に戻ります。

西洋占星術では土星は木星と同じく社会天体と言われる惑星で、社会全般に影響を与えて社会の動向やムードをつくると言われています。


◎成功・発展・拡大の『ラッキー スター・吉星』と言われる木星
◎自立・制限・責任の『試練とカルマの星』と言われる土星

木星だけがもてはやされて土星は煙たがられる傾向がありますね。
しかし敬遠してしまっては勿体ない。
この対照的な2天体を両輪としてきちんと機能させることで、自分の人生がこの地球にしっかりと根を張って大きく豊かに発展していくことでしょう。

⚪︎太陽・月・水星・金星・火星は個人天体
⚪︎木星・土星は社会天体
⚪︎天王星・海王星・冥王星は時代天体


土星の公転周期は約29年、一つのサイン(星座)に滞在するのは約2年半。
サターン リターン(土星回帰)という言葉をご存知の方もいらっしゃると思いますが、自分の生まれた時にあった土星が同じ位置に戻ってくるタイミングで、人生がより良くステージアップするために必要な試練を与えて、自分自身の苦手意識や課題を乗り越える時だと言われます。

そのタイミングが30歳直前の29歳そして次は還暦前の59歳辺り。

今回ここは割愛します。

土星逆行の約半年、これまで以上に自分自身の限界や課題が炙り出され、見たくなくても次々と浮き彫りにされてきたのではないでしょうか。


一つ一つ地道に乗り越えてクリアしてきたはずなのに、次から次へと現れて新たな課題を突きつけられる…そんな感じだったかもしれませんね。


そして逆行中は曖昧なままであったり、まだぼんやりしていてスッキリと解消・解決に至らなかったことも多かったのでは?
厳しい状況が続いて少々疲弊気味の方達も、このタイミングで己の底力と新たな自分を再確認・最発見できたのではないでしょうか。

土星が順行に戻ると、目の前にある問題や課題に対して逃げずに向き合い続けてきた人には、既にある素晴らしい未来からのステキな招待状が届くようになるはずです。


土星は安定・土台・継続・責任・自立を表します。

蠍座は『ここぞ』というタイミングで覚悟を持って生まれ変わるような変容を得意とします。



これまで自分が信じてきたことや継続してきたことが、これからは通用しない古い価値観として窮屈なサナギの中で溶かされている



そして新たに生まれ変わって再生・復活する
軽やかに自由に羽ばたく美しい蝶になるために…そんな試練なのかもしれません。

順行に戻ると、これまでの見直し・努力や忍耐の意味が明確になり、それがしっかりと報われる流れになって形を成してくるでしょう。



風の時代はこれまで以上に、常に微調整と軌道修正が必要です。
自分軸が大切と言われますが、どんな強風に吹かれようとバランスが取れていれば『今ここ』にしっかりと軸を立てて生きていける気がしませんか。
これからも土の時代のやり残しを精算しつつ、星は行きつ戻りつ…を繰り返しながら、少し先の未来で本格的な風の時代へと移行します。


11月4日 土星が順行に戻った時、これまで感じていた重苦しさがふっと軽くなるはず。


11月はこの後もイーグルズゲート(ピークは11月8日)そして蠍座新月(11月13日)と蠍座カラーが続きます。
ワンランクアップした土台や基盤が自分を支え助けてくれるイメージを持って、夢や理想を描きながら力強く邁進していきましょうね。




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