Photo by subaruphoto2002 正鵠へ三十三間青嵐 12 A・アメリ 2024年6月1日 12:00 せいこくへさんじゅうさんけんあおあらし青嵐(あおあらし/あをあらし)三夏【傍題】風青し【解説】夏の緑の草木を激しく揺らしながら吹き抜ける南風のこと。夏であればいつでも吹くが、青嵐を実感するのは初夏五月から梅雨初めにかけてである。この時期、草木は若葉から青葉に変わり、まだ柔らかな葉が強風に嬲られる。この景色を青という色で表したのは古人の優れた感覚である。同じく夏の南風に薫風があるが、薫風は柔らか、これに対して青嵐は激しい。『角川俳句大歳時記』より抜粋 ダウンロード copy 12 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート