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【新聞備忘録12】富む前に高齢化するアジア

【現状】・2002年〜2021年、タイの人口に占める65歳以上の割合7%⇒14%
・7%以上が「高齢化社会」、14%以上が「高齢社会」

【背景】・高齢化率、日本28.4%だが、移行期間が重要。タイ14年、日本24年、フランス115年。
・アジア各国は高齢化社会から高齢社会に移行する時間が短い傾向。
・アジア人口動態変化の速さは発展の産物。医療技術進歩で寿命↑。工業化や社会規範の変化で少子化加速。年長者を敬うアジア文化では家族は高齢者介護の担い手。若年層に負担の皺寄せ。

【転用】・はるかに低い所得水準で高齢社会を迎える。年金生活者貧困による社会的費用負担増加。
・労働市場は労働力不足に直面。日本と違い農業など高齢化の影響を受けやすい産業の規模が大きい。
・高齢化社会で先をゆく日本はITやAIを活用し、社会負担や介護負担を軽減する「仕組み化」の実験場になれるのではないか。AIの分野でアメリカに周回遅れの日本では、それこそ日本の次なる産業にしていかなければならない。

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