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恐怖!卵管造影検査



卵管造影検査とは?

子宮と卵管の状態を可視化し、妊娠できる状態かどうかを調べる検査。
子宮口から細い管を入れて、子宮内腔から卵管~腹腔内へ造影剤が流れていく状態を透視下(画像をリアルタイムで見ながら)に観察しレントゲン撮影します。

なぜタイトルに恐怖と入っているのか?

母も卵管造影検査を行ったことがあるらしく、「とても痛かった」と…
ただ、技師さんが「生理痛とか下痢みたいな痛み」って言ってるし、
今から30年以上も前のことだし、医療も進歩してるだろ!と思い込むことによって恐怖を紛らわしていました…

いざ診察台へ!!

検査は不妊外来の系列で行うことに。
下は全部脱いで、スカートらしきものを履かされ台の上へ。
気分はさながら宇宙人に連れ去られ、解剖される地球人のよう。
看護師さんがカチャカチャと音を鳴らしながら器具を準備。
なぜこういう時の音ってやけに響いて聞こえてくるの??
子宮口に入れる管の先っぽに風船みたいなのが付いていて、風船に空気を入れるから痛いらしい。どゆこと??
頭の中にはプーさんのハニーハントしか浮かびません。

先生入場

先生が入場(白髪頭の眼鏡先生。感情は全く読めず、こちらをリラックスさせようとする気もさらさらないようである。)
子宮口から管が入れられ、何かを回して固定される。
一体私の下半身でどんなことが行われているのかさっぱり分からず。
誰か写真か動画くれ。

痛みに弱い方は閲覧注意

急に、ではない。
徐々に、徐々に痛みが増して、激しい鈍痛の波に襲われる。
自分でも驚くぐらいのか細い声で「痛い~痛い~」が止まらない。
お尻の仙骨を骨折したときよりも辛い痛み。
(酔っぱらって椅子から転げ落ちてお尻骨折したのは懐かしい話である)
物理的な痛みではなく、内側から蝕まれていくような…とにかく不快でしかない。
足が震えて、先生を蹴り上げる直前だった。
実際は1分ぐらい時間だったらしいけど、1時間ぐらいの体感であった。
検査終了後も過呼吸みたいになってしまい、技師さん看護師さんから「マスク外して!息して!」と言われた。
そこで、冒頭の記憶が蘇る。
技師さん「最後、ショーツを看護師さんに履かせてもらうから籠に入れておいてね。」
私「はーい。(履かせてもらうって介護かい)」
あーなるほどなるほど。こういうことね。
確かにこの状態でショーツを1人で履くなんて出来ませんわい。
私ぐらい痛がる人は検査終了後に具合悪くなるらしいが、終わった途端にケロリと元気になる私。
ただ、検査中の痛みを思い返すと、今でも涙が溢れそうになるくらいの苦い、苦い思い出である。


検査を終えて

結果は30-60分後くらいに出て、とても良い結果と褒められました。
だがしかし!
卵管造影検査を受ける前に相当辛い!と思って臨んだほうが良いと私は思いました。
舐めてかかると私のようになります…。
母の時から30年以上経ってるのに医療の進歩はしてないんだなあと……
早く、マンモグラフィと卵管造影検査が痛くない技術が開発されますように…☆



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