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着圧タイツ 様

足関節脱臼骨折から43日目

足を下ろしている時間が増えたことに伴い、手術をした右足首から下が浮腫んで、パンパンになってしまう現象が発生。

そこで、数年前に使っていた着圧タイツの存在を思い出して、タンスの奥から引っ張り出し、右足に着用して就寝した。


朝を迎える。
さて、私の右足はどうなっているかしら。

指先を見ると、浮腫みが落ち着いている!足の甲から、足首にかけても腫れが引いているではないか!皮膚の色も元に戻ってることを確認。

これは、なかなかいいぞ。
着圧タイツよ、いい仕事してくれるじゃないか!

いや、ちょっと待て。
考えてみよう。 

この現象は、着圧タイツの手柄ではなく、夜の間、横になっていたから、浮腫みが引いただけなのではないのか?

急に着圧タイツに疑いの目を向ける私。

ということで、日中も履いて様子を見ることにした。

結果は、着圧タイツの優秀さが際立つこととなる。 

昨日までのようには、右足首は浮腫まないし、肌の色もほとんど変わらなかった。すごい。

着圧タイツよ、君の働きを疑ってすまん。

とりあえず次のリハビリまで、この着圧タイツで、浮腫みの発生をしのいで行こうと決めた。



翌日

入院前から、予約をしていた美容院。夫に送迎をお願いし、無事に行くことができた。

カットとカラーをしてもらい、スッキリサッパリ。 

その時の、美容師さんとの会話が衝撃だった。

中学生の頃に、スキー場で足首を骨折をしたことがあるらしいのだが、手術にはならなかった為、入院はせずに通院のみ。ギブスで固定をして、松葉杖生活をすることになったらしい。

私と同じ世代の美容師さん。
子供の頃は、まだまだスパルタ教育が許されていた時代。

バレー部だったが部活は休めず、松葉杖でも参加していたそうだ。

若いと松葉杖の扱いを、教わらずともマスターしてしまうものなのね。

しかも松葉杖で、運動部の部活参加って・・・すごい。

私は入院中に、手取り足取り松葉杖の扱いを教えてもらって、なんとか歩けるようになったわけだけれど、これがいきなり、リハビリもままならず家に帰されていたらどうなっていたか。
 
考えただけで恐ろしい。

家の中を、這いつくばって移動していたんじゃないかな。


美容院から帰宅したら、どっと疲れが出てしばらく横になる。入院前と比べたら、かなり体力が低下している。

しかし!道中含めて4時間以上、座ったままだったが、この着圧タイツ様のおかげで、足の浮腫みは、最小限で済んだのだった。

足の浮腫みに苦しむことなく過ごせた事に感謝します。

ありがとう!着圧タイツ!

今後ともよろしく。






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