そして、始まりの前に

男からは、先ずはゆらゆらした物を、焚き火という事を教えられた。
どうやら男は何処かの神らしい。
常識からみれば、見た目はかなり悪いし胡散臭ささと、不快感が多少あるのだが、ただ私の本能は言葉遣いや仕草からは、実は嫌悪からくる不快感はない。
寧ろ、守りつつ誰かのために『この場所』を護っている気さえするのだ。
その誰かは2人以上いるような気がする、たぶん。
『おっとお嬢さん、思考やナニカの読み取りはそこまで、だ』
男が、私の思考か或いは、妄想を遮る。
そして、男はじっと私をみている。
何故かジロジロと凝視している
不敬にもじぃーっと
男が口をまた開くと
『お嬢さん、ナニカから変わっているのだが、お嬢さん自身の力だぜ、気がついてないのか?』
えぇ?
私自身がやったのか?
でも、どうしてだ。どういう事だ?
動揺している私に、男が懐から鏡という自身を映せる物を説明してから私に、大きめの鏡を差し出した。そして…私はみてしまったのだ。 
何と人間になっていた。
しかも女の子だ。多分、10歳くらいだ。
『コレが私!』
声が出ている。
可愛らしい声に更に吃驚してしまった!
鏡を私に渡した男は表情を綻ばせながら
不敬に笑んでいると言っても過言ではない。
その笑みの最中に男が口から出した言葉は
衝撃であった
『』
??聞こえない。
またまた、男は微笑む。穏やかに。笑みには先程の下に見るような感じはなかったし、何事にも無く次に言った言葉は信じられない言葉だった
『ここで、常識やら何かを学んでカルデアか、自分で、お前達で自由召喚されないか?』と。


 〜続く〜


 



あとがき
申し訳ありません、まだまだプロローグが続きます。
さて、最後何故か複数形になったのか。
謎は、まだまだ増えますが、選択は2つあるわ。ワチャワチャですね~
とりあえずは後数話プロローグモドキが続きます

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