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廬山
廬山が世界的な名山であることはよく知られている。
特徴としては、
1:天然美に富んでいる
2:夏季の避暑地として認知されている
3:古くから文学者や芸術家の趣味又は研究上の好適地とされている
ことがあげられる。
廬山は江西省に位置する。山東省の泰山よりも規模が雄大であり、奇抜な山の峰を有する。また揚子江や鄱陽湖(はようこ)が控えており、山水が豊かである。
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写真は、戦前の廬山 御碑亭。太祖朱元璋が詔を発して建てた。
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また廬山の東南には、五老峰という天然の絶壁がある。
ここは古来より、文人墨客がその自然美を讃えてきたことでも知られている。
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牯嶺(これい)は、かつての外国人避暑地。
英国人リットルにより開山され、現在は保養所、療養所、文化センターなどの施設がつくられている。
廬山の歴史については、呉の国と楚の国の丁度境目にあったと見られている。古くは全く開けていなかった土地であるが、六朝時代になって陶淵明が住居を造ったり、仏者が東林寺西林寺を始め寺や塔を造ったり、次第に開けてきた。他には、白楽天が詠った香炉峰、李白に詠われた長き瀑布、朱子が学問所とした白鹿書院などがある。
中秋の廬山は格別の趣があるとされる。
深紅色の萩、桔梗、女郎花など咲き競うそうである。
ぜひ行ってみたい場所である。
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