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6月10日は「時の記念日」

日本標準時は協定世界時を東経135度分の時差(9時間)進めた時刻を、日本の標準時としたものである。
日本国の法令では標準時の定義について『東経135度の子午線の時をもって、日本における一般の標準時と定め、その標準時を中央標準時とする。』とある。

東経135度がたまたま明石を通っているので、小学校の教科書などで「明石が日本の標準時」という風に載っている。
が、よくよく考えてみれば経度なので、南極から北極までつながっているし、日本の中でも兵庫県を縦断しているわけだから、教科書があのように紹介してくれたのは明石にとって有難いことだ。

そしてそれをうまく利用して、明石は『時のまち明石』とPRし今に至っている。
明石の町の中には、道路に突然「東経135度」という線があったり、人丸駅のホームにも東経135度の線が引かれていたりする。あの地球儀の東経の線が、街中のいたるところに出現するのだ。
そして毎年6月10日近辺で、明石市において「時のウィーク」というものが開催されている。

なぜ今になって私がこの「時のウィーク」に注目したかというと・・
前々から「ゴールデンウィークが終わって7月第3月曜まで(海の日ができる前はお盆休みまで)祝祭日がない!暑くなるし湿気も多くなってしんどいのに、なんで休みがないねん!!」と思っていたところ、知り合いから「6月10日を祝日にしようという動きが、昔に明石であったよ」と教えてもらったから。
その運動をやっておられた議員に聞いてみると、昔に市議会では採択されたとのこと。それを県にも上げたら、「地元でもっと盛り上がったら、国に話をもっていってもいいよ」って言われて・・そのまま今に至る。

いやいや、これめっちゃええ話やん!
どうやったら地元で盛り上がる?
明石だけでなく、東経135度の線上にある兵庫県の町々で盛り上げていけば、祝日になるのも夢ではないのでは?
だって時間を使わない国民はいないのだから、祝日にはもってこいやん!!

じゃ、とりあえず今から明石公園へいって、時のウィーク見てきます。
お天気持ってほしいなぁ。

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